上智学院はカトリックの精神でSDGsの目指す未来を創造する

上智大学をはじめ、高校や中学校も一貫してカトリックの精神に則った教育を行う「上智学院」は、その教育の中でSDGsへの取り組みや意識の醸成を行っていることでも知られています。今回は、サステナビリティ推進本部・経営企画グループの林さん、向井さん、木村さんに、サステナビリティ推進本部の概要や設置の経緯、SDGsの具体的な取り組み、今後の課題についてお聞きしました。
サステナビリティ推進本部は学生職員も働くバーチャル組織
上智大学を有する上智学院には、SDGsに関する業務を担うサステナビリティ推進本部が設置されています。ここでは、サステナビリティ推進本部が設置された経緯や組織の概要についてお聞きします。
カトリックの指針が取り組みのきっかけ
───本日はよろしくお願いします。まずは、サステナビリティ推進本部を設立した経緯や理由について教えてください。
林さん 上智学院はカトリックイエズス会の大学であるため、カトリックの精神に立脚した教育・研究・社会貢献を意識的に進めています。そしてカトリックイエズス会は「UAPs(4つの普遍的方向付け)」という、信徒からカトリック学校関係者まで、カトリックに関係する全ての人が取り組むべき4つの指針を掲げています。例えば、社会的弱者の人びとに寄り添っていくことや、まさに環境問題に関わってくる「地球への配慮」など、カトリックの関係者、組織が意識すべきこととして強く提示しているものです。これはSDGsともオーバーラップする内容であり、教育機関としてサステナビリティへの取り組みを加速化させたのがきっかけになっています。サステナビリティ推進本部を設置した理由は、SDGsに対応するためだけではないということです。
───カトリックの指針が大きなきっかけになったのですね。取り組みを始めてからすぐにサステナビリティ推進本部を設立されたのですか?
林さん 2015年にSDGsが採択されたこととほぼ時を同じくして、ローマ教皇が「ラウダート・シ」という、環境問題など社会課題に対するカトリック関係者のコミットメントの重要性を説いた文書を発信しました。私たちもこの時期からサステナビリティをより強く意識するようになり、さまざまな取り組みを進めてきましたが、2019年のUAPsの提言や、イエズス会出身であるローマ教皇フランシスコが上智大学にご来校いただいた際の教職員や学生に向けて出されたメッセージを受け、アクションを対外的により明確にするために組織化を考えるようになったという流れです。その後コロナ禍になってしまったため少し間が空きましたが、2021年にコロナ禍が一旦落ち着いたタイミングでサステナビリティ推進本部を設立することができました。
専任職員だけではなく学生職員も在籍
───サステナビリティ推進本部の学院内での立ち位置や、組織の概要をお聞かせください。
林さん サステナビリティ推進本部はバーチャル組織という位置づけです。良く言えば柔軟度が高いのですが、多くの職員は他部署と兼務しているため人員の配置の面などでの苦労があります。しかし、これはあえて広く関わりを持たせているという側面もあります。
上智学院には大学内にも事務組織や研究所、学部や学科、学生の課外活動団体などがあるため、これら全てを束ねる形としてサステナビリティ推進本部を組織しました。
また、サステナビリティ推進本部は学長と学校法人全体の理事が責任者となっており、必要に応じて学外の企業の方などとも連携しながら専任職員と学生職員が運用にあたっています。本部責任者は法人の総務担当理事と大学の学長が務めており、具体的な施策に関しては副学長に判断を仰ぎながら進めています。職員組織としては経営企画グループの長が責任者となっています。
───学生も運用に携わっているのですね。どのような形で関わっているのですか?
林さん 学生にはボランティアや部分的なコミットという形ではなく、プロジェクトの立ち上げや設計、実施、報告など、学生職員として働いてもらっています。雇用形態はアルバイトですが単なる事務手伝いや庶務担当だけではなく、私たち専任職員と同じ目線での役割を担ってくれています。
雇用関係を結ぶことで責任感とやりがいを
───アルバイトという形態で雇用することになったのは、どのような理由からですか?
林さん アルバイトという形態にした理由は責任感を持ち、かつ職員と同じレベルで取り組んでもらいたい思いからです。ボランティアやインターンとして参画してもらうのが良いのではという話もありましたが、やはり長期間取り組んでもらわなくてはいけない仕事ばかりであるため、意欲が低下して途中で辞められては困ります。ですので、職員としてきちんと雇用関係を結ぶことで、責任感を持ってやりがいを感じてもらいながら従事してもらっています。
───学生職員には、どれくらいの人数を採用しているのですか?
林さん 人数に関してはマネジメントやハンドリングのことを考えると、現状がマックスだと考えています。応募状況は非常に良好で、かなり高い倍率になっています。特に初年度は4、5名程度で始める予定で説明会を開いたところ、約200人もの参加があり、応募者も130人にも上りました。結局5名には絞りきれず、最終的には予定の倍の10名を採用しました。
───すごい倍率ですね。その後もそのような応募状況は続いているのですか?
林さん 採用された学生の多くは翌年度も継続を希望しますし、こちらとしても毎年度新しい人に一から教えるのは大変な労力が必要なため、継続できる人は継続してほしいというスタンスです。しかし、新規の採用が6、7名ほどに限られるところに50人ほどの応募が来るため、7、8倍の倍率になってしまいます。どの学生もかなり高い意欲があり、みんな採用してあげたいところではありますが、管理監督上の問題で断念せざるを得ないのが実情です。
───初年度だけ突出して高い倍率になったのですね。
林さん 初年度の応募は2021年の夏に行ったのですが、2020年はコロナで大学がほぼ完全閉鎖になり、2021年夏の段階ではまだキャンパスにあまり来られなかったことが背景にあります。大学への帰属意識や、大学になんとか関わりたいという思いを持ってくれた学生が非常に多かったため、初年度だけ異常なほどの応募状況になったと考えています。
3つのチームがSDGsの取り組みを支える
カトリックの精神に則って設立され、学生職員などさまざまな人が運営に関わるサステナビリティ推進本部ですが、具体的にはどのような取り組みを行っているのでしょうか。ここでは、サステナビリティ推進本部の3つのチームそれぞれの取り組みについて詳しく伺います。
サインやウォーターサーバーの設置で施設環境を改善
───ここからは、具体的な取り組みについて伺います。サステナビリティ推進本部が行っているSDGsに関する取り組みを教えてください。
林さん サステナビリティ推進本部には3つのチームがあり、1つ目が施設やハード面に関する業務を担う「キャンパス環境改善チーム」です。2つ目は学内構成員に対して意識の醸成や改善を促し、内部の人を巻き込んでいくという観点で作られた「企画実施チーム」で、企業関係者などと連携して対応を進めています。3つ目の「情報発信チーム」は、ホームページや紙媒体、SNSで、研究や課外活動でのサステナビリティな取り組みを広く情報発信する役割を担っています。
───まずは、キャンパス環境改善チームが行っている取り組みについて、具体的にお聞かせください。
林さん キャンパス環境改善チームは、施設面の課題の洗い出しやそれに基づく改修を行っています。例えばこれまで課題として挙げられていた、車椅子の方や色覚障害のある方などにも視認しやすいようなサイン作りを、企業の方や学生職員と協力して進めました。こちらはもう完成しており、入り口などの主要な場所に改修後のサインが設置してあります。
また、上智大学は都市型キャンパスのため、横は端から端まで歩いて約5分、縦は約1分半程度という極めて狭い敷地の中に、1万4000人の学生が学ぶ全ての学部が入っているのが特徴です。自然を感じられる場所が限られるため、キャンパス内の一角に学生がくつろぎつつ自然を感じられ、防災についても意識を向けられるスペース作りを進めています。一部の新しい施設はすでに完成しています。
環境負荷低減に向けた取り組みでは、ウォーターサーバーを導入しています。高校時代から利用している学生が多いためニーズがとても高く、試験的に設置したところ想定以上の大行列ができまして、結果1日に3000人以上利用する成果となりました。そこで急遽予算を確保し、現在では学内のさまざまな場所にウォーターサーバーを設置しています。学生自身が水筒を持ち込むことでペットボトル使用量を減らし、プラごみ削減につなげています。
───ウォーターサーバーを利用したプラごみ削減は近年注目されていますよね。他にも地球環境への取り組みはありますか?
林さん 大学に来ているキッチンカーでランチを買う学生が容器の持ち込みをすることでも、プラごみや資源ごみの削減につなげています。さらに、カフェでタンブラー割引の交渉を行うなど、学生の意見を取り入れながらさまざまな活動を展開しています。
環境負荷低減には省エネも関わってきますが、本学のような組織では省エネに積極的に取り組んでも、エネルギー使用量が大幅に削減されるところまでは正直いきません。しかし、教育効果が見込まれるため、情報の提示や課題意識の醸成などを通じて学内環境の改善に取り組んでいるところです。
イベントや企業との協働を実施する企画実施チーム
───企画実施チームでの取り組みには、どのようなものがありますか?
林さん 上智大学では、11月1日の創立記念日に文化祭などのイベントを開催しています。例えば推進本部設置初年度である2021年には、著名なタレントを招いてSDGsのアクションをどのように起こしていくかについて学ぶ研修会を開催しました。このイベントは200名もの方にご参加いただいた大規模なものになりました。
こうしたイベントで出た意見も、単に意見を出して終わりということではなく、その後具体的に実現したものもあります。例えばフードロスが話題に挙がった際には、女子学生から食堂のメニューを食べきれずに残してしまうことがあるという意見が出ました。弊校の学生は6割が女子ということもあり、廃棄量は少なくないと考えたことから、環境への取り組みの一環としてこの意見を取り入れ、食堂でメニューを小盛りにする「小盛りボタン」を導入したという事例もあります。
また、産学連携や社会実装も意識しており、オープンキャンパスで高校生や保護者に向けた企画を開催しました。企業連携の代表的なものでは、セブン&アイ・ホールディングスとの協働があります。セブン&アイ・ホールディングスの本社が上智大学の隣にあるという縁もあり、CSRセクションの方と学生が連携し、フードロスの少ない朝食レシピを開発しました。
情報発信だけでなくインパクトランキングにも注力している
───本当に多種多様な企画を実施しているのですね。情報発信チームでは、どのような取り組みを行っていますか?
林さん 情報発信チームは、サステナビリティに関する教員個人や研究所としての活動実績、学部・学科レベルでの活動、学生個人や課外活動団体の活躍などをグリップして発信しています。
具体的には、学生インタビュー記事の発信や環境に関する展示会「エコプロ」での発信機会の創出、社会課題解決に関心のある新入生に向けて課外活動団体の紹介を行うフェスの開催などです。
情報発信においては、企業が公表しているESGに係る情報などを参考にしていますが、これはSDGsの17のゴールが切り口として幅広く整っているためです。
企業で言うところの統合報告書を意識したサステナビリティレポートも毎年度作成し、ウェブサイトで公開しています。また大学の世界ランキング、特にその中のインパクトランキングという、SDGsの各指標についての取り組みのランキングをサポートしています。
───世界ランキングの中で、インパクトランキングに注力しているのはなぜですか?
林さん 大学をランク付けすることには賛否両論あります。例えばグローバル指標は留学生の割合が多いと加点されますが、日本の現状を踏まえてただひたすら留学生の数を増加させるのが良いのかというと、意見が分かれます。しかし、インパクトランキングの指標であるジェンダー平等やダイバーシティに係る指標は、基本的に高い水準であればあるほど良く、環境負荷軽減も貢献度が大きければ大きいほど良いものです。なので、インパクトランキングには積極的に取り組むべきですし、学内でSDGsに関する取り組みがあればキャッチアップすべきだと考えています。そしてこうした情報発信チームの取り組みが、ランキングの向上につながっています。
地道な取り組みが実を結ぶ一方で意識面の課題が残る
学生の意見を積極的に取り入れ、企業とも協力してさまざまな取り組みを行っているサステナビリティ推進本部ですが、活動に際してどのような想いをお持ちなのでしょうか。ここでは、取り組みの成果や課題についてお聞きします。
取り組みが学生の意識を向上させつつある
───サステナビリティ推進本部での取り組みが実を結んだと実感することは何かありますか?
林さん 今は高校でも、SDGsを切り口にした総合学習や研修を公立私立問わず行っているため、廃プラなどの意識が高い学生が多いのだと思います。しかし、当然SDGsへの関心が低い学生もいるのですが、ウォーターサーバーなどの取り組みが目に留まることで、そうした学生の取り組みにつながることもあります。そういった点では私たちの取り組みの効果が出てきた部分はあると思います。
向井さん 企画実施チームは、学内の意識醸成をメインにイベントなどを行っていますが、そもそも関心のある人が多く来られるという印象があり、関心のない人に対するアプローチが課題でした。関心の無い人の中にはSDGsをとっつきにくいものと捉える人も多いですが、ウォーターサーバーを利用するだけでもSDGsの取り組みになると言うだけでも、関心が多少なりとも高まります。現在では、1日およそ3000人が学内でウォーターサーバーを利用しており、地道な発信が関心につながっていると感じています。
木村さん 私がお手伝いさせていただいている講義の中で、上智学院が取り組んでいるSDGsの取り組みをテーマに、ウォーターサーバーの設置がもたらす効果や学生へのメリットなどについてプレゼンしている学生がいました。環境改善に関して、学生目線でどのように感じているのかを授業の中で触れていることが多く、推進本部の発信により実際に目に見える形でSDGsの取り組みが学生に伝わっていることを実感しています。
意識の統一や自分ごととして捉えることが課題
───成果が見える一方で、課題もあることかと思います。どのようなことが今後の課題として挙げられますか?
林さん SDGsに関しては、本来であれば学内の組織が一丸となって進めていくべきことですが、サステナビリティ推進本部に頼り切りになっている現状があります。私たちは献言や調整の役割は担っていますが、各セクションの業務は本来各セクション担当者が行うべきことです。各セクションで手が回らない部分は私たちが牽引していますが、推進本部に頼りがちな意識はまだまだ改革が必要です。
取り組みを2年間行ってきたことで一定程度進んだ部分はあります。しかし、アイデアや提案が挙がっても、セクションや教職員などの実行部隊に落とし込むと、仕事が追加されたと受け止められて負担に感じられてしまうところがあります。ですので、そういった部分の意識レベルをどのように上げていくかは、やはり大きな課題です。
───意識レベルでの改善は目に見えないものですし、時間もかかって大変ですよね。他にも課題として捉えていることはありますか?
林さん 上智学院には中学校と高校もあるため、ここをどう巻き込んでいくかも引き続きの課題です。当学院の中学校と高校は、神奈川県、兵庫県、広島県、福岡県と都内から離れた場所にあるため、距離的にも障壁がありますが、2023年に大学生と4校生徒合同のワークショップを開催したところ、かなりの好評を博しました。回数は限られてしまいますが、こうした取り組みを通じて若い世代をさらに巻き込んでいきたいです。
またSDGsへの取り組みはまずビジョンや方針があり、それに基づいて個々がアクションを起こすのが本来のあり方ですが、弊校の場合はその前にToDoリストをクリアしていくという形で動き始めた経緯がありました。しかし、「上智学院サステナビリティ推進宣言」でビジョンを整えることができたため、ビジョンや方針に基づいた上智学院の取り組みは、全員が関わるものであるという方向に持っていかなくてはいけません。ビジョンや方針をうまく活用して、少しでも自分ごととして考えてもらえるようにしていきたいです。
───SDGsやサステナビリティは、いかに自分ごととして捉えられるかが重要ですよね。現状での学生の意識についてはどのようにお考えですか?
林さん SDGsへの関心が高い学生もいれば、他人事として捉えている学生も当然います。企画を行うと関心の高い学生が集まって良い意見を出してくれますが、サステナビリティ推進本部が本当にやりたいことは、関心が低い学生に気づきを得てもらい意識を大きく引き上げることです。意識の低い学生へリーチする方法を学生職員の意見などを聞きながら試していますが、現状ではまだ上手く言っているとは言い難いです。
今の学生は授業やインターンで忙しく、学生自身の余裕もないため、単純に取り組みを紹介してもなかなか食いついてきません。そこで、学生職員から「実益があると学生も関心を向けるのではないか」という意見があったため、イベントを就活と結びつけるなどの工夫をしています。このように、教職員や学生に対しての意識醸成にはまだまだ工夫が必要だと考えています。
向井さん 私も同じ意見で、やはり自分ごととして動けていない層が一定数いると思っています。例えば、先ほど学生職員を一定数しか採用できないというお話をさせていただきましたが、職員になれなかったとしても各個人でアクションを起こせるようになってほしいと思っています。また、これまで推進本部の業務は私たち専任職員が割り振ることが多く、学生目線を大事にしたいと言いながらそこまで意見の吸い上げができてこなかったことは今後の課題です。
学生や企業と手を取り合い持続可能な未来のために取り組んでいく
───最後に、読者の皆さんへのメッセージをそれぞれお願いします。
木村さん 部署や人、それぞれが単独で取り組むだけでは全体は動きませんが、その動き出しをサステナビリティ推進本部のメンバーが中心となり行動を起こしていくことはやはり大事だと思います。周りを巻き込んでいくための発信力についての課題、誰か1人の力では難しいなどの課題はありますが、それは人が集まることによって解決できる部分です。なので、ウォーターサーバーを使ってくださいというような一方的な発信で終わるのではなく、それを受けて学生が授業などで何かを発信してくれることはとても理想的な形だと思っています。今後は学生の方からも発信してもらいたいですし、互いに意見をキャッチボールができるような活動ができたらと思っています。
向井さん セブン&アイ・ホールディングスとの共同企画など、学内だけではできないことも企業の力を借りることで実現できます。それによって学生の意識変化や意欲の向上につながっていますので、ぜひご協力いただける企業がいらっしゃれば一緒に何か取り組みたいと思っています。また、他の大学などの教育機関からも多くの関心を寄せられていますので、ぜひ他大学などと連携して相乗効果を得られるような取り組みを行い、私たちも多くのことを学ばせていただきたいと思っています。
林さん せっかく企業と連携した取り組みを行っても、1回切りで終わらせてしまうのはもったいないので、長く連携することで何か成果を出したいと思っています。そして、協働した取り組みが人や地域、国際社会にも貢献できるものであればなお良いとも思っていますので、企業と大学の強みをそれぞれ生かし、さまざまなことに共に貢献していきたいです。
SDGsやサステナビリティで掲げられていることには、どの分野も何らかの形でつながっています。上智大学は文系、理系共にかなり広い分野の学部が揃っており、各分野の専門家や研究者が在籍しているため、高校時代までに培った社会課題解決へ貢献する意識を活かせる環境が整っています。
また、1つのキャンパスで留学生も学んでおり、課外活動団体なども多様に揃っていますので、SDGsや社会課題に対する意識が高い方、興味関心がある方と、本校で一緒に学んでいければ嬉しいです。
───本日は貴重なお話をありがとうございました。
教育を通じた若い世代の意識醸成に期待
カトリックの精神に基づいた教育を幅広く行っている上智学院ですが、学生職員や学生の意見を取り入れたSDGsの取り組みは、若い世代からの意識を醸成させる素晴らしいものだと感じました。上智学院で学んだ高い意識を持った学生たちは、きっとSDGsが目指す未来の大きな力になってくれることでしょう。上智学院の教育や取り組みをさらに詳しく知りたい方は、ぜひホームページを覗いてみてください。
▼上智学院のホームページはこちら
学校法人 上智学院 Sophia School Corporation
▼サステナビリティの取り組みについて、詳しくはこちら
上智大学 SDGs&サステナビリティ

身近なアイデアを循環させて、地球の未来をつなげていきましょう。皆さんと一緒に取り組んでいけたら幸いです。