豊岡市のSDGs | コウノトリと共生し自然と未来を守る取り組み
兵庫県最大の面積を誇る豊岡市は、豊かな自然に恵まれるとともに、一度絶滅したコウノトリを日本の空に帰した、コウノトリの生息地として有名です。
今回は、豊岡市役所の宮垣さんと松本さんに、豊岡市の概要や魅力、SDGsにも貢献するコウノトリの野生復帰やプラスチックごみ削減の取り組み、今後の展望について伺いました。
目次
豊岡市の魅力と観光名所
豊岡市の取り組みについて伺う前に、まずは豊岡市について知りたいと思います。ここでは、豊岡市の概要と主な産業、おすすめの観光スポットについて伺います。
豊かな自然に恵まれた豊岡市
───本日はよろしくお願いいたします。まずは、豊岡市のご紹介をお願いできますか?
宮垣さん 兵庫県豊岡市、コウノトリ共生部コウノトリ共生課長の宮垣と申します。
松本さん 豊岡市くらし創造部生活環境課の松本と申します。
宮垣さん 豊岡市は兵庫県の北東部に位置し、面積は約697km²、人口は約77,500人の日本海に面したまちです。海岸部では「山陰海岸国立公園」、山岳部では「氷ノ山後山那岐山国定公園」がそれぞれ国から指定されています。また、市内中央部を流れる「円山川」は、その下流域が県内唯一のラムサール条約湿地に登録されており、コウノトリを始めとする生き物が住む豊かな自然環境に恵まれています。
そして、その恵まれた自然を生かした農林水産業も盛んです。特にコウノトリの餌場となる水田で営まれている「コウノトリ育む農法」をはじめとする、環境や生き物に優しい農業が市の産業の中心となっています。また、1200年前の柳行李を起源とした「かばん産業」は日本有数の生産額を誇る産業です。現在は廃漁網を再生した生地でかばんを作るなど、循環型社会の実現に向けた環境負荷の低減にも取り組んでいます。
観光客が楽しめる観光地や食文化が豊富
───観光客におすすめのスポットを、いくつか紹介していただけますか?
宮垣さん 開湯1300年の歴史を持つ「城崎温泉」には、国内外から多くの観光客の方が訪れています。また、ユネスコ世界ジオパークに登録されている「山陰海岸ジオパーク」の重要な地質遺産である「玄武洞」や「日本の渚百選」に選ばれている「竹野海岸」も有名です。
他にも、冬場のスキーだけでなく一年中アウトドアアクティビティが楽しめる「神鍋高原」、出石皿そばで有名な「出石城下町」、「花のまち但東」など、豊かな自然に育まれてきた歴史や食文化など、観光客の方々に楽しんでいただける要素が豊富にあるまちです。もちろん、国の特別天然記念物であるコウノトリを野生復帰させたまちとしても知られており、多くの方々がコウノトリを見に来訪されています。
コウノトリと共に生きる豊岡市の取り組み
豊かな自然に恵まれて魅力的な観光スポットも多い豊岡市。一度は絶滅してしまったコウノトリを、どのようにしてその地に取り戻したのでしょうか。ここでは、豊岡市が行うコウノトリと共生するための取り組みについて詳しくお聞きします。
豊岡市はコウノトリが最後に生きた地
───ここからはSDGsに関する取り組みについて伺っていきます。豊岡市はコウノトリを野生復帰させたまちとして知られていますが、まずはコウノトリの生態について教えて下さい。
宮垣さん 日本における野生コウノトリの最後の生息地である豊岡市は、長年コウノトリの保護や野生復帰に取り組んでいます。コウノトリは体長約1.1メートル、体重は約4-6キロで、翼を広げるとおよそ2メートルにもなる大型の鳥類です。肉食で、カエルやドジョウ、魚、ヘビなど、丸飲みにできるものなら大抵の生き物を食べます。飼育下では約500グラムの餌を食べるため、コウノトリが生きていくためには非常に多くの餌となる生き物が必要となります。
───意外と大きな鳥なのですね。豊岡市がコウノトリの野生復帰に取り組むことになったのは、どのような経緯からだったのですか?
宮垣さん かつては日本の各地に生息していたコウノトリは、明治以降の乱獲や1920年代以降の圃場整備、河川改修による餌場の喪失、1950年代以降の農薬の大量使用による生き物の激減など、さまざまな理由から絶滅の道を歩んできました。そして1971年、ここ豊岡で最後のコウノトリが死亡し日本の空からコウノトリが姿を消したのです。豊岡では絶滅に先立ち、1965年に緊急避難的な措置として野外のコウノトリを捕獲し人工飼育を始めました。しかしコウノトリの体が水銀に侵されていたこともあり、卵は産まれるものの雛に孵ることはありませんでした。
───水銀の被害は、こんなところにまで及んでいたのですね。
宮垣さん 農薬の大量使用は1950年代に入って急速に広がり、ホリドールやPCPなど、さまざまな殺虫剤や除草剤が使われていました。食物連鎖の過程で、最終的にコウノトリが農薬に侵された餌を食べることで水銀が体内へ蓄積し、それにより生殖機能に悪影響を及ぼしたのではないかと言われています。
転機は1985年に訪れます。ロシアから譲り受けた6羽の若いコウノトリの中からペアができ、人工飼育の開始から25年目、1989年の春にようやく待望の雛が誕生しました。その後、飼育下では順調に繁殖が進んでいき、野生復帰の夢に向けて取り組みを始めることになります。そして2005年に初めて飼育コウノトリ5羽を放鳥し、2007年には野外で43年ぶりに雛が産まれました。その後、自然の中での繁殖によってコウノトリはその数を増やしていき、現在では約360羽以上のコウノトリが全国の空を舞っています。昨年は、全国12府県22の市町が繁殖地として確認されています。
コウノトリと共に生きるための取り組み
───コウノトリの野生復帰とは、どのような状態を指すのですか?
宮垣さん 豊岡市が取り組んできたコウノトリ野生復帰とは、一度絶滅したコウノトリをかつての生息域である豊岡の地、人びとが暮らしている場所に再び取り戻すというものです。そのためにはコウノトリが生息できる環境を、私たちが暮らす地に再生・創出するとともに、人とコウノトリの関係を作り直していくことが必要となります。そのため豊岡市では、コウノトリをシンボルとして「コウノトリと共に生きるまちづくり」を進めています。
───では、具体的な取り組み内容を教えてください。
宮垣さん コウノトリ野生復帰の主な取り組みは3つあります。1つ目はコウノトリの飼育下での保護増殖、2つ目にコウノトリの生息環境の再生・創出、3つ目が地域住民への理解の促進です。
1つ目の保護増殖は、主に「兵庫県立コウノトリの郷公園」で行われており、個体群を維持していくために飼育を行うだけでなく、自然下で傷ついたコウノトリの保護も行っています。また、遺伝的多様性を保つために個体識別用の足輪を付けたり、生息地を創出するための研究が行われたりもしています。
2つ目の生息環境の創出では、農家の方の協力を得て休耕田をビオトープ(生物が生息している空間)化したり、市内の数か所で「ハチゴロウの戸島湿地」や「加陽(かや)湿地」といった大規模な湿地を創出したりしています。また市内の水田では、川と水田を生き物が行き来できるように水田と排水路をつなぐ魚道を150本以上設置し、水系のネットワークを復活させています。
───人工で湿地まで作ったのは驚きです。コウノトリ育む農法は、どの程度広がりを見せているのでしょうか?
宮垣さん 生き物を育む農法として始めたコウノトリ育む農法では、生産部会の人数も増えており、栽培面積も少しずつですではありますが増えています。現在では市内約500ヘクタールの水田で米が栽培され、慣行栽培の米と比べて非常に高い値段で全国各地で販売されています。
この取り組みは、栽培されたお米が売れれば売れるほど農家が潤うとともに栽培面積も広がっていき、コウノトリが住むことができる環境も広がっていきます。また、コウノトリが増えてコウノトリ野生復帰の取り組みの認知度が上がれば、そのお米が全国でさらに売れていくという、環境と経済の好循環を生み出すものとなっています。
しかし、この農法は無農薬または農薬の削減率75%以上で栽培しているため、雑草や病害虫の問題があり、農家の方々にとって取組み難いところもあります。
───他にも、コウノトリ育む農法の特徴は何かありますか?
宮垣さん 生き物を育む農法として行っているため、通常の栽培体系よりも水田に水を張っている期間が長く、水管理に特徴のある農法です。具体的には、中干しを遅らせてトンボの羽化を促したり、カエルの変態を促したりなど、生態系の暦に合わせた水管理になっています。また、冬の期間も水を張って土作りをするなど、自然の力を利用した農法になっているのも特徴です。
3つ目の地域理解の促進で力を入れているのは、次世代育成としての環境教育です。ふるさと教育として、小学校3年生はコウノトリや地域の自然、生き物を学び、5年生はコウノトリ育む農法を学んでいます。特に3年生は水田やビオトープ、湿地や川などで生き物調査を行っており、多くの子どもたちが生き物や地域の自然に触れる機会を設けています。
人工湿地がラムサール条約湿地に登録された
───取り組みが評価され、ラムサール条約湿地へ登録されたと伺っています。
宮垣さん コウノトリ野生復帰の取り組みを進めていく中で、2009年に円山川の下流部、ちょうど城崎温泉の円山川を挟んだ向かい側に「ハチゴロウの戸島湿地」を整備しました。前年の2008年には、工事が行われている中で一組のコウノトリのペアが湿地内の人工巣塔で繁殖を始めたため、一年を通してこのペアの調査を続けました。すると、ハチゴロウの戸島湿地や周辺の水田、円山川の浅瀬、田結湿地などで餌を採っていることが分かったのです。
私たちは、この円山川下流域のエリアが持つ生態系のポテンシャルがとても高いものだと確信し、人工湿地や河川、水田という多様な要素で構成されたコウノトリの生息を支える重要な湿地として、ラムサール条約湿地への登録を進めました。そして、2012年に「円山川下流域・周辺水田」としてラムサール条約に登録されたのです。2018年には登録エリアをさらに拡張しています。
コウノトリが成功に導いてくれた
───取り組みを行う上で、どのような苦労がありましたか?
宮垣さん 前任の飼育員の方々からは、とても苦労したというお話を聞いています。特に24年間全く雛が孵らなかった時期は、トンネルの暗闇の中をずっと走っているような状態だったと仰っていました。また、当時はコウノトリ自体を公開していなかったこともあり、周囲の理解を得るのも難しかったそうです。飼育が成功した後、野生復帰という夢に向かって走り出してからは、やはり取り組みを進めていく上で多くの人たちの考え方を変えるところが苦労したことだと伺っています。
───宮垣さんご自身はどうですか?
宮垣さん 私個人の意識としては、課題はありましたが、あまり苦労と思ったことはありません。しかし、例えばビオトープを作った数日後に早速コウノトリが降りてきてくれたことなど、コウノトリ自身が私たちを導いてくれ、事業の正当性を教えてくれたように思えることもあり、乗り越えられた事があります。一方で、当たり前の話ですが自然や生き物は私たちが思ったようには動いてくれないため、私たちの取り組みが必ずしも思った通りにはならずに苦労することもありました。しかし総じて考えると、そんなに苦労だと思ったことはあまりありません。
コウノトリは時期や人によって見方が変わる鳥
───豊岡市民にとって、コウノトリはどのような存在だとお考えですか?
宮垣さん コウノトリは特別天然記念物であるため、きちんと守らなければならないという意識をお持ちの方ももちろんいらっしゃいますが、人との距離や季節によって全く違う付き合い方をされている鳥でもあります。例えば田植えのころには稲を踏む害鳥と見なされていましたし、夏には水田で繁殖しているフナなどの魚が水抜きで川に流れて行った際に、タンパク源であった魚を取り合う競争相手だったとも言われました。
昔は、春の子育ての時期には、愛でる対象になっていきます。明治時代にはコウノトリの巣ごもりや繁殖の様子を見るため茶店が出たほどです。そういった、人との距離感や季節によって存在の意味が変わる鳥だと思います。
そして、これは今でも同様です。害鳥だと言われていたため、本当にコウノトリが稲を踏むのかを調べたところ、実際にはあまり農業被害は出ていませんでした。それでも農家からすると、自分が植えた苗を一株でも踏まれれば、やはり面白くは感じません。しかし一方では、コウノトリ育む農法が始まってからは、農法を評価してもらうための重要な存在となっています。このようにコウノトリとの距離感などで在り方が違ってくる存在だと思っています。
豊かな自然を守るための豊岡市の取り組み
長い年月をかけて、その空にコウノトリを取り戻した豊岡市。さらにプラスチックごみ削減のための取り組みも行っています。ここでは、プラスチックごみを削減するためのウォーターサーバー設置の取り組みについて伺います。
プラスチックごみ削減のための取り組み
───豊岡市では、プラスチックごみ削減の取り組みも行っていると伺っています。こちらの取り組みについてお聞かせいただけますか?
松本さん 豊岡市は豊かな環境を少しでも守り続けられるように「豊岡市プラスチックごみ削減対策実行計画」を2022年3月に策定しました。この計画では、目標として「豊かな環境を次世代まで守り続ける」、数値目標として「2030年までに使い捨てプラスチックごみをゼロにする」と掲げています。
本計画における使い捨てプラスチックごみとは、レジ袋やペットボトルに代表される、一度使用されそのままごみとして捨てられるプラスチックのことを指す一方、再資源化されるものはごみではなく資源であると考えています。この豊岡市プラスチックごみ削減対策実行計画は豊岡市のホームページに掲載されており、誰でも自由にご覧いただくことが可能です。
ペットボトル削減のためにウォーターサーバーを設置
───取り組みの具体的な内容を教えていただけますか?
松本さん 実行計画の取り組みとして、2023年2月28日に豊岡市とウォータースタンド株式会社の間で「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結し、公共施設へウォーターサーバーを最大15台無償提供していただくことが決まっています。その協定をもとに、2024年5月現在までに、豊岡市役所本庁舎の2階食堂、豊岡稽古堂1階、竹野振興局、日高振興局、出石振興局、但東振興局、豊岡市立図書館、立野庁舎の8か所に設置していただいています。
2024年の3月27日には、豊岡市教育委員会とウォータースタンド株式会社の間でも「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結しました。こちらの協定は、豊岡市内の公立小中学校全31校に、順次ウォーターサーバーを設置していただくというものです。
また、2024年4月からはマイボトル持参の協力要請ということで、豊岡市が主催または事務局で関わる会議では、使い捨て容器飲料の提供をしないと定めています。さらに、2030年までに達成すべき数値目標として「会議やイベント時に提供されるペットボトル飲料をゼロにする」「市内小中学校のマイボトル用ウォーターサーバー設置率を100%にする」と定めて取り組んでいます。
きっかけは学生の言葉
───ウォータースタンド株式会社との協定は、どのようなことがきっかけで実現したのですか?
松本さん 豊岡市で2022年10月に行われたプラスチックごみ削減キックオフイベントで、学生とのトークセッションがありました。その中で、公共施設にウォーターサーバーがあったら良いのではというお話が挙がったのがきっかけです。そこから縁に恵まれ、ウォータースタンドさんとお話が進み、導入に至ったという流れです。
───会議での使い捨て容器飲料の提供をしないと定めたそうですが、どのような反響がありましたか?
松本さん ペットボトルは持ち運びに便利で、社会的にも使用されている方が多いものです。しかし実際に協力をお願いしてみると、マイボトルを持参していただく方が増えるなど、みなさん積極的に協力していただいていると感じています。
コウノトリをシンボルとして市民と手を取り合う豊岡市
コウノトリとの共生を果たし、プラスチックごみ削減にも取り組む豊岡市ですが、今後についてはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。ここでは、豊岡市の今後の展望についてお聞きします。
自然を未来につないで市民と共に取り組んでいく
───今後の課題や展望について教えて下さい。
宮垣さん これまで多くの自然や生き物が失われてきた現実があります。しかし、現在まだ残っている自然や生き物を、少しでも多く未来につないでいくことが非常に重要であると考えています。そのためには、人の意識を変えることや、自然環境の価値が正当に評価される社会を作っていくことが大切です。豊岡市では、そうしたことを第一に考えながら、コウノトリをシンボルとしたまちづくりに取り組んでいこうと考えています。
松本さん 計画の今後の課題としては、使い捨てプラスチックごみ発生量抑制の有効策を模索していこうと思っています。また、今後の展望につきましては、現在定着しつつあるリユース・リデュース・リサイクルの3Rの推進を引き続き行っていきたいと考えており、豊岡市では特にリデュース、ごみを減らすところに力を入れて、ごみの発生を根本から抑える取り組みを行っていきます。
具体的には、使い捨てプラスチックごみの中でも身近なペットボトルに注目し、発生量の抑制を有効的に行う対応策の検討をしているところです。さらに、スローガンとして「みんな一緒にワンモアアクション」と掲げ、行政だけではなく市民の方にも取り組んでいただけるように努力していきます。
コウノトリがシンボルの豊岡市へぜひお越しください
───最後に、読者の皆さんへのメッセージをお願いします。
宮垣さん コウノトリは現在、全国各地に飛来しています。お近くでコウノトリを見かけた際には、ぜひ豊岡市にご一報いただければ幸いです。また、豊岡市はコウノトリをシンボルとして、自然や生き物に対するさまざまな取り組みを行っています。ぜひそこにも注目していただいて、豊岡やコウノトリに興味を持っていただき、コウノトリを見に一度豊岡市にご来訪いただきたいです。
松本さん 豊岡市は、行政としてできることが限られている中でも前向きにさまざまなことに取り組み、情報を発信していきます。また、行政だけが取り組むのではなく、市民の皆さまにも自分ごととして取り組んでいただき、まち全体で協力して目標の達成を実現していきたいです。
───本日は貴重なお話をありがとうございました。
コウノトリの未来と自然環境を守る
コウノトリを取り戻して共生するための豊岡市の取り組み。長い年月をかけたその壮大な取り組みは本当に素晴らしいものでした。豊岡市から全国に羽ばたいているコウノトリを、あなたの住むまちでも見かけるようになるかもしれません。今後もどんどん数を増やすであろうコウノトリの未来と、自然環境を守るための豊岡市の取り組みに注目していきたいと思います。
豊岡市の取り組みや、魅力いっぱいの観光スポットが気になったなら、ぜひ豊岡市のホームページを覗いてみてはいかがでしょうか。
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