【2023年版】SDGsの認知度はどの程度?興味関心と取り組みに関するアンケート調査

SDGsとは「持続可能な社会」をつくるために掲げられた17項目の目標のことです。日本でもこの用語はよく目にする機会が増えてきたと感じます。
では、実際にどの程度日本で認知されているのでしょうか。そこからさらに内容について把握している人はどれだけいるのでしょうか?
男女316人にアンケート調査を実施し、SDGsの認知度と取り組みについて調べました。
【調査概要】
調査対象:全国の男女
調査日:2023年6月16日~21日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:316人(女性199人/男性114人/その他3人)
【調査結果データのご利用について】
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目次
SDGsの知名度はあるが内容はあまり知られていない
SDGsの認知度について、まずは「どの程度知っているか」「17項目のうちいくつ知っているか」「SDGsを知ったきっかけ」を聞いていきます。
回答者の属性
今回は男女316人を対象に、アンケート調査を実施しました。性別と年代の詳細は以下になります。
性別
男性:36%
女性:69%
その他/回答なし:1%
年齢
20代:15%
30代:36%
40代:32%
50代:14%
60代:3%
SDGsを他人に説明できると答えた人は全体の2%
「SDGsについて、どのくらい知っていますか?」という質問の回答結果は以下になります。
- 全ての内容と他人に説明できる程度に知っている:2%
- 知っているけど、大体の内容しか知らない:64%
- 名前なら聞いたことがある:34%
「SDGs」という名前と大体の内容までしか把握していない人たちが合計で98%という結果となりました。ほとんどの人たちが「聞いたことはある」程度の認識であることがわかります。
世の中に知られていることは喜ばしいことですが、目標達成をゴールに考えると知名度だけでなく内容も周知させる必要がありそうです。
17項目すべて知っている人は全体の3%
「目標17項目のうち、いくつ知っていますか?」という質問に対しては、以下の結果になりました。
1項目知っている・・・ 6%
2項目知っている・・・ 11%
3項目知っている・・・ 16%
4項目知っている・・・ 5%
5項目知っている・・・ 15%
6項目知っている・・・ 3%
7項目知っている・・・ 3%
8項目知っている・・・ 2%
9項目知っている・・・ 1%
10項目知っている・・・ 4%
11項目知っている・・・ 1%
12項目知っている・・・ 2%
13項目知っている・・・ 0%
14項目知っている・・・ 1%
15項目知っている・・・ 0%
16項目知っている・・・ 0%
17項目すべて知っている・・・ 3%
知っている項目はない・・・26%
知っていると答えた中で比較的多かったのが3項目の16%と5項目の15%でした。それでも「知らない」と答えた人の割合の方が多く、知名度に対して内容が広まっていないことがうかがえます。
「17項目すべて知っている」と答えた人は3%と非常に少なく、内容を浸透させることが今後の課題となりそうです。
SDGsを知ったきっかけはTVとインターネットが多数
SDGsを知ったきっかけで一番多かったのはテレビでした。続いてインターネット、同着3位でSNSと勤務先の業務・取り組みでした。
3位となった「勤務先の業務、取り組み」で知った人の割合が多かった点は、企業を介してSDGsの内容を知るきっかけになりそうで今後の変化が楽しみです。
団体の取り組み、個人の取り組み
SDGsの取り組みに関する質問をまとめました。言葉は広く知られていることはわかりましたが、具体的な取り組みはどの程度行われているのでしょうか。
取り組んでいる人たちの割合と、取り組みが多い目標はどの項目なのかをまとめました。
所属する団体(勤務先・学校)がSDGsに取り組んでいる人は27%
「あなたが所属する団体で取り組まれているものはありますか」という質問の結果は以下になります。
- 取り組んでいる:27%
- 取り組んでいない:73%
勤務先や学校の取り組みはまだまだ少なく、今後の課題となりそうです。SDGsは浸透している用語ではありますが、アンケートでは所属する集団で取り組む機会が少ないといえる結果となりました。
取り組みで一番多いのは「目標8.働きがいも経済成長も」
「あなたが所属する団体(勤務先など)で取り組まれているものはどれですか(複数選択可)」という質問の回答結果は以下の順位になります。
1位「目標8.働きがいも経済成長も」
2位「目標7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」
3位「目標5.ジェンダー平等を実現しよう」
4位「目標12.つくる責任つかう責任」
5位「目標3.すべての人に健康と福祉を」
6位「目標4.質の高い教育をみんなに」
7位「目標13.気候変動に具体的な対策を」
8位「目標10.人や国の不平等をなくそう・目標11.住み続けられるまちづくりを・目標14.海の豊かさを守ろう」
9位「目標9.産業と技術革新の基盤を作ろう」
10位「目標16.平和と公正をすべての人に」
11位「目標1.貧困をなくそう・目標6.安全な水とトイレを世界中に」
12位「目標15.陸の豊かさも守ろう」
13位「目標17.パートナーシップで目標を達成しよう」
14位「目標2.飢餓をゼロに」
TOP3となったのは「経済成長」「エネルギー」「ジェンダー平等」でした。10位まで見ると「環境」や「福祉」に関する取り組みが多い傾向にあります。
企業の取り組みでは、福利厚生や経済成長、廃棄物の減少やリサイクルなど、力を入れやすいところが多いのが原因でしょう。ジェンダー平等や福祉の取り組みが多いのは、働き方改革で多様な生き方が尊重されてきたことが背景にある可能性が考えられます。
個人でSDGsに取り組んでいる人は39%
「個人的にSDGsに取り組んでいますか?」という質問の結果は以下になります。
- 取り組んでいる:39%
- 取り組んでいない:61%
喜ばしいことに企業の割合よりもやや多い結果となりました。意識している人は、できることから行動していることがわかります。
個人で取り組む項目は「目標12.つくる責任つかう責任」が1位
「あなたが個人的に取り組まれているものはどれですか(複数選択可)」に対してランキングでまとめました。
1位「目標12.つかう責任つくる責任」
2位「目標14.海の豊かさを守ろう」
3位「目標5.ジェンダー平等を実現しよう」
4位「目標10.人や国の不平等をなくそう・目標13.気候変動に具体的な対策を」
5位「目標7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに・目標15.陸の豊かさも守ろう」
6位「目標11.住み続けられるまちづくりを」
7位「目標4.質の高い教育をみんなに」
8位「目標16.平和と公正をすべての人に」
9位「目標3.すべての健康と福祉を」
10位「目標6.安全な水とトイレを世界中に」
11位「目標2.飢餓をゼロに」
12位「目標1.貧困をなくそう・目標8.働きがいも経済成長も」
13位「目標9.産業と技術革新の基盤を作ろう」
14位「目標17.パートナーシップで目標を達成しよう」
TOP10まで確認すると「環境破壊」や「エネルギー問題」に関するものが多く、次に「ジェンダー平等」や「人権」「福祉」に関する取り組みが多い結果となっています。
マイバッグの持参やペットボトルのリサイクルに協力したり男性が家事をしたりするなどの取り組みが一般的に認知されてきていることが、各目標から考えられる取り組みとアンケート結果からうかがえます。
LEDをはじめとする省エネ商品の購入やフードロス削減など、これからも身近な取り組みが浸透するとより行動に移す人が増えるかもしれません。
SDGs達成への興味関心と意欲の高さ
アンケートに答えた人たちが解決してほしいと願っている目標は何でしょうか? 企業や個人の取り組みではなく、世界的に達成して欲しいSDGsの目標を質問しました。
また、個人で取り組むなら何がしたいか、SDGsに取り組む企業のイメージも聞きました。
世界、日本で一番達成してほしい目標は「貧困をなくそう」
「世界、日本で早く達成してほしいと感じる目標はどれですか(複数選択可)」という質問の上位5つは以下になります。
1位「目標1.貧困をなくそう」
2位「目標3.すべての人に健康と福祉を」
3位「目標8.働きがいも経済成長も」
4位「目標16.平和と公正をすべての人に」
5位「目標10.人や国の不平等をなくそう」
TOP5の内容から、世界中の人たちに安定した生活と人権が尊重されることを願う人が多いことがわかります。すべての人が安心して暮らすための権利と経済的自立を確立することが重視されており、とくに生命に直結する「貧困」と「健康」と「仕事」を充実させることが重要であると考えている人が大多数のようです。
貧困までと言わずとも、日本でも経済的な自立と安定した生活は課題といえます。2022年の経済成長率は世界ランキングで170位、経済成長率は1.08%でした。アメリカは152位と日本と近い順位ですが、経済成長率は2.07%と日本の倍近く差をつけています。
出典:グローバルノート 世界の実質GDP成長率 国別ランキング・推移(IMF)
日本では電気代や一部の物価が高騰するなど家計が圧迫されるニュースが続き、世界で達成して欲しいと感じる目標は日本でも達成して欲しいと感じる内容といえるでしょう。
SDGsについて学びたい人は全体の84%
「SDGsについて、機会があれば学びたいですか(複数選択可)」という質問で「無料なら学びたい」「短時間で完結するなら学びたい」「自宅で完結するなら学びたい」と答えた人は全体の84%という結果になりました。
機会があれば今よりもSDGsについてもっと知りたいと考えている人は多いようです。
SDGsに取り組む企業へのイメージは好意的
積極的にSDGsに取り組む企業に対して「好感が持てる」「イメージが良くなる」「信頼できる」「商品やサービスを利用したくなる」と選択した割合は83%でした。
企業の公式サイトにもサステナビリティというページをよく見かけるようにもなり、SDGsに関する取り組みをアピールすることはビジネスにおいても重要な役割を持ちそうです。
商品購入の際に参考にする人はまだ少数派
「何か商品を購入する際に、SDGsの取り組み有無は購入の参考にしますか」という質問に対して「参考にする」と答えた人は39%、「参考にしない」と答えた人は61%でした。
SDGsの取り組みに対する消費者としての考えでは、応援するけど購入する動機としてはまだ弱いといった印象を受けます。この意識が変わるかどうかは、国や企業の努力にかかっているかもしれません。
個人で取り組みたい目標とその理由
個人での取り組みについて、一番多く取り組まれている目標と各目標に取り組みたいと考えている理由についてまとめました。
一番多かったのは「目標12.つくる責任つかう責任」でした。
取り組みたい目標は「環境破壊」と「人権」に関する項目が多い
個人で取り組みたいと感じている目標のTOP5は以下になります。
1位「目標12.つくる責任つかう責任」
2位「目標3.すべての人に健康と福祉を」
3位「目標13.気候変動に具体的な対策を」
4位「目標5.ジェンダー平等を実現しよう」
5位「目標1.貧困をなくそう」「目標14.海の豊かさを守ろう」
資源を大事にすることで環境を守りたいという考えが多い印象を受けます。次に多いのがジェンダーをはじめとする人が安心して自由に生きられる環境づくりに興味関心があるようです。
各目標に取り組みたいと思った理由
SDGsの取り組みでやってみたいと思った各目標とその理由を答えてもらいました。
目標への問題意識のほか、危機感を感じた経験や子どもたちの将来のためにと答える人がどの目標でも一定数いました。
目標1 .[貧困]貧困をなくす
- お金を気にせずに暮らせる世の中にしたいから
- 格差をなくしみんなが平等でありたいから
- 見えない貧困が多いと聞いたから
- 今の生活が潤ってる訳ではないから
- 生まれた時に貧富の差があると、その後もその差が縮まりにくく、生まれた時点でその後の人生が決まってしまうから
- 貧因が原因で自由を奪われないために
- 貧困はすべての基本となる問題だと思うから
- 豊かな国日本でさえ、貧困に苦しむ子供達がいるのは胸が痛むから
- 貧困がなくなれば気持ちにゆとりが出て、犯罪が減ると思うから
- 貧困の国を見ていられないから
目標2 .[飢餓]飢餓をなくす
- おなかがすいているとかわいそうだから
- なるべく世界中の人の生活水準がおなじくらいになってほしいから
- やはりみていてきもちいいものではないから
- 飢餓は戦争や紛争を招く要因になると考えるから
- 飢餓をなくせば餓えて亡くなる人がいなくなるから
- 子供たちに美味しい物をたくさん食べさせてあげたいから
- 食料がすべての人に十分に行き渡ることが当たり前になってほしいから
- 誰もが食べ物の心配をせずに生活してもらいたいと思うから
- 同じ人間で飢餓に遭遇することは非文明的
- 食品を買い過ぎないようにする・廃棄をなくす等、家庭で一番取り組みやすい内容だと思った
目標3 .[保健]すべての人に健康と福祉を
- 保健がないと健康になれないので
- 福祉が行き届かずに亡くなってしまう人もいるので、そのような悲しい結果にならないようにしたい
- 必要な人に届いていないケースがあり得るから
- 誰もが健康に生きられるにこしたことはないから
- 誰でも、いつまでも働ける環境が望ましいと思うから
- 全員に平等に与えられるべきことだと思うから
- 全ての人が健康に暮らせれば、それによって世界も豊かになるし戦争も起こらなくなると思います
- 生きるすべての人が満足できる生活を望んでいるから
- 自分が年をとってきたから、健康福祉に興味を持つようになった
- お金がなくて医療にかかれず、苦しむ人をなくしたい
目標4 .[教育]みんなに質の高い教育を
- みんなに教育を与えたい
- 学校、大学に行きたくても行けない子供たちをなくしたいから
- 教育がもたらす自己選択や自己開拓の力は、自分らしく生きるためにも、また搾取されないためにも必要であると感じている
- 教育が社会の発展には不可欠だから
- 教育の質の向上で、みんなが考える社会になる
- 教育を受けて自立出来るチャンスを持てるように
- 教育を適当に受けることで人の考えは変わり、行動も変わると信じているから
- 教育水準が上がれば、様々な分野に応用が利き、地球を守れるから
- 子どもがいるので、教育について考えているから
- 日本の教育に不満がある。将来、自分の子どもができたときに不安だから
目標5 .[ジェンダー]ジェンダー平等の実現
- いろんな価値観を持つ人がいて、それが少しずつ認められてきたので、みんなが居心地のよい生活ができるようになってほしいから
- ジェンダーの問題について、地域格差があるから
- それぞれが個性的に自分の好きなように生きていいと思うから
- ニュースを見ていて、男女格差を感じることが多いから
- まだまだ理解が足りていないから
- 今の日本はまだまだ女性の地位が低く感じるので、自分自身が女性である以上何か状況が良くなることができそうであれば実践してみたいと思いました
- 周りでも悩んでいる人がいるから
- 世代問わずまだまだ偏見もあったり、自分自身もまだ理解度が浅い気がするから
- 多様性を大切にしたいから
- LGBT当事者として、ジェンダーの不平等を痛感しているから
目標6 .[水・衛生]安全な水と衛生を世界に
- 安全な水とトイレは、人が生きていく上で最低限必要なものだと思います
- 安全に飲める水や使える水がなくて困っているという内容のテレビを見た事があり、印象に残っているため
- 衛生が整ってないと環境的にも悪いからです
- 人間にとって水は命とも言え、いつも美味しく安全な水を確保したいから
- ネパールへ行った時にトイレの不衛生さに驚きました。日本と同等とまで行かなくても清潔に利用できるものを提供してあげたいと思いました
- 水は無くてはいけないものだから
- 世界には安全な水を十分に摂取できず病気になる子どももいると知ったから
- 生活をしていくうえで水とトイレの問題は切り離すことができないから
- 衛生の元だから
- どこにいっても綺麗なトイレに入りたいから
目標7 .[エネルギー]エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- いつか枯渇するエネルギーより恒常的に使用できるエネルギー資源はクリーンなものが必要だと思うから
- エネルギーは限りある物だから大切に公平に使いたい
- 温暖化対策を行っていかないと、今後ますます自然災害が増えると思うから
- 化石エネルギーは有限でエネルギー問題は遅かれ速かれ解決しなければいけないと思うから
- 環境に配慮したエネルギーに関心があるから
- 持続可能なエネルギーは人類に1番必要なものだと思う
- 将来の子孫に地球を残すため
- 省エネに直結する問題で手を出しやすいため
- 日本はエネルギー資源が乏しいため、より大切にしたいから
- 気候変動問題にも密接に関わって来ることだから
目標8 .[経済成長と雇用]働きがいと経済成長の実現
- 目標ややりがい、働きがいを感じながら仕事をしたいから
- 働くことによって社会が良い方向に向かってほしいし、働く人自身にも幸福になってほしいから
- 働くことで経済的自由と快適な生活を過ごせるようになってほしいから
- 働くことにやりがいを見つけたいし、子どもたちにも見つけて欲しいから
- 働きがいがあることは大事だと思うから
- 実質賃金の低下が社会問題となっているから
- 子供の将来も考えて、未来のある日本にしたいから
- 雇用問題は今後も重要と思うから
- すべての人間が働ける社会で働きたいと考えているため
- 経済が成長しない限り社会福祉も文化も向上しないから
目標9 .[インフラ、産業化、イノベーション]産業と技術革新の基盤を作る
- 日本が伝統技術やリソースを低レベルのインフラもしくは後退したインフラで生かしきれていないと思うから
- 社会は変わり続けることによって経済発展が進むと考えるから
- 誰もが不平等にならないようにするため
- 田舎の交通機関がお年寄りや観光客にはものすごい不便だと感じるから
- 新たな技術などを生み出し、技術と経済力を持った強い日本をつくりたいから
- 私の仕事の簡略化と空いた時間を楽しんだり、新たな仕事が生まれるきっかけになり、自分の生活が良い方に活性化していきたいから
- 産業やインフラのプラットホームの構築のために
- インフラを何時までも使えるようにすることや災害にあっても壊れない施設を構築することなど環境を守る努力が必要だから
- 発展と成長の元になる土台を作る必要があると思うから
- ロボット、ChatGPTの登場など、イノベーションの予感が感じられるから
目標10 .[不平等]人や国の不平等をなくす
- 平和の実現のためには不平等を無くすことが大切だと感じるから
- 平等であることを目指すことは大事だと思うから
- 富裕層と貧困層という不平等な世の中は無くすべきだと強く思っているから
- 不平等は戦争を無くす一歩だと思うから
- 地球全体が、安心して暮らせる場になる為に
- 生まれた国が貧しいか豊かかで人の生き方が決まってしまうから
- 世界規模でなくても、会社などの小さい組織でも不平等が生まれている為、身近なところから解決していきたいと思ったから
- 人や国関係なくみんな平等が理想だから協力したい
- 国による格差などがあってはいけないと考えるから
- 現実を見た経験があるから
目標11 .[持続可能な都市]住み続けられるまちづくり
- きれいな街に住み続けたい
- 1番手軽に始められそうだから
- 木など植物を置くことで都内の洪水が防げるとテレビでやってたから
- 一度その土地を出た人でも、いつでも帰ってこられる場所が必要だと思うから
- 気候変動などで災害が多発しても住み続けられるまちづくりが大事だと思うから
- 今の若者は田舎に住んでいても都会に出がちでより生活しやすくなれば地元で生活したいと思うようになると思うから
- 自然を大切に環境を考えた町にしたいから
- 自分の子供たちが将来安心して暮らせるようにしてあげたい
- 暮らしの基盤を整えるのが重要だから
- 田舎に住んでいるので活気があってほしい
目標12 .[持続可能な消費と生産]つくる責任、つかう責任
- いまの自分にとってもっとも身近で取り組みやすそうだと思ったため
- ゴミを減らすと環境にも良いから
- フードロスなど減らしたい
- もったいないを中心に、資源の無駄遣いをなくしたい
- 一番身近に感じていることで日々取り組み事ができるから
- 個人として関われるとしたらこの目標かなと感じました
- 無駄に買いすぎることを防ぐことでSDGsに貢献できるだけではなく家計にも優しくなるから
- 無駄なものを多く作ることで生まれる地球環境に悪いエネルギーを少なくしていきたいから
- 本当に自分が必要な分だけ買って使う。これは節約にも繋がるので生活に取り入れやすく、続けやすいから
- 物は作る人も使う人も大切にしないといけないから
目標13 .[気候変動]気候変動の対策
- 猛暑や大雪、ゲリラ豪雨で困ることが増えた
- 無駄なエネルギーをできるだけ使わないように心がけることは、自分でも出来そうなので
- 年々注目されている事項だから
- 地球に存在する生命を守る根幹だからです
- 大きな自然災害を3回ほど経験しているため
- 節電や節水、リサイクルなど自分達で少しずつ配慮していける部分があるから
- 生態系を保つために必要だからです
- 最近の気候変動は心配だから
- 温暖化を防いで未来の人たちが少しでも安心して暮らせる環境を守りたいから
- 異常気象が増えているため自分たちでできる省エネ対策などをしっかりとしていきたいと思ったから
目標14 .[海洋資源]海の豊かさ、いのちを守る
- ゴミを捨てないことやゴミ拾いなど私でも簡単に取り組めると感じたから
- プラスチックをなるべく使わないなど、参加できることがあるから
- マイクロプラによる被害は深刻だから
- 海から得る恵みは未来に残す必要があるから
- 海の汚染が深刻だから
- 海の生き物の生態系などを守るために必要だと思うから
- 海を守ることは、全てに繋がってきそうだから
- 海洋プラスチックの問題をテレビで観て、海の生物や綺麗さが失われるのは嫌だと思ったから
- 子ども達に、きれいな豊かな海を残したいから
- 日本は海洋国家ですので、水産資源を守ることは重要だと考えます
目標15 .[陸上資源]陸の豊かさ、いのちを守る
- 陸上資源の枯渇は人類存続に影響するから
- 陸の豊かさを守ることは環境問題にも直結しているし、飢餓をなくす取る組みにも深く関係していると思うので
- 無闇に草木を伐採しないなど、参加できることがあるから
- 豊かな森や自然を守りたいから
- 大きな自然災害を3回ほど経験しているため
- 森林を守り山を守ることで、気候の変化に対応できるように、森林や動植物の保護活動が必要だと思うから
- 自給率の低い日本において、陸上資源の安定供給は重要なものと考えます
- ゴミを捨てないことや、アイドリングを減らすことなど私でも簡単に取り組めると感じたから
- 子ども達に豊かな自然を残したいから
- 自然や動物を大事にしたいから
目標16 .[平和]平和と公正をすべての人に
- 戦争は嫌なので
- すべての人が、安心して暮らせる生活を守れるように、人々が意見交換を行いながら弱者にも手が届くようにしたいと思います
- 今世の中は不公平だと感じるから
- 戦争が無い世界になって欲しいから
- 自分でも取り組めそうだと思ったので
- 戦争に巻き込まれたくないから
- 誰もが平和で公平に生きて行くべきだと思うから
- 武力戦争などによる支配は受けたくないと考えるから
- 毎日を安心して暮らせることが一番だから
- 不安な世の中だから
目標17 .[実施手段]目標達成のために協力すること
- 戦争ではなく対話で世界の課題を解決して欲しいから
- 個人と個人、個人と企業など、多様なパートナーシップが高まれば実現性も高まると思うから
- 一人では出来る事が限られるため
- コロナ後に自分主体となって動いている人が多いので、パートナーシップでなにか成し遂げるという活動をしてもいいかもと思った
SDGsの達成には興味関心を持ったことから行動することが大事
アンケートの結果から、SDGsの目標まで把握している人はまだまだ少ないことがわかりました。SDGsの取り組みをするにあたって、まずはもう一歩踏み込んだ知識を持つことからはじめるべきでしょう。
持続可能な社会を実現するための17の目標が具体的に何かを知り、その中で興味が湧いたことから行動することが、自主的に取り組むために必要なステップです。
小さい一歩でも大丈夫なので、SDGsの目標の中でやりたいこと・できることを探してみましょう。
▼過去の調査結果はこちら
【2022年版】SDGsの認知度はどのくらい?取り組み実態・意識アンケート

身近なアイデアを循環させて、地球の未来をつなげていきましょう。皆さんと一緒に取り組んでいけたら幸いです。