名大生に音楽鑑賞やスポーツ観戦等文化体験を提供!名古屋大学とSonoligoの協定締結式が行われました

名大生に音楽鑑賞やスポーツ観戦等文化体験を提供!名古屋大学とSonoligoの協定締結式が行われました

2024.05.02(最終更新日:2024.05.24)
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2024年4月26日(金)、名古屋大学と株式会社Sonoligoの「Sonoligo Future(ソノリゴ フューチャー)」パートナーシップに関する協定締結式が開催されました。当メディア・ EARTH NOTE(アースノート)を運営するケイティケイ株式会社は「Sonoligo Future」のトップパートナーです。そのご縁があり、今回、EARTH NOTE編集部が締結式に取材に行かせていただきました!この記事では当日の様子をレポートします。

株式会社Sonoligoは、文化体験のサブスクによりSDGsに貢献する企業です。こちらのインタビュー記事も合わせてご覧ください。

協定締結式の様子

協定締結式は愛知県名古屋市、名古屋大学で行われました。本協定では、Sonoligoより名古屋大学の学生(大学生・大学院生)3,000名に対し、「Sonoligo Future」の文化的コンテンツを体験する優先枠を提供。これまで小学生を対象にしていたサービスが、大学生・大学院生に初めて拡大され、名古屋大学の学生が最初にサービスを受けることになります。名古屋大学発ベンチャーのサービスを使用することにより、名古屋大学生のアントレプレナーシップの機運醸成を図るとのことです。

締結式は、まず名古屋大学総長の杉山直氏より「学生が経済的負担を気にすることなく、音楽、美術、スポーツ、エンタメなど、多彩な文化体験を簡単に体験することができる。その結果、学生たちの視野が広がり、人生が豊かになり、社会との連携が進み、最終的に大学での学びにもつながることを期待する。また、先輩のロールモデルとして、スタートアップのマインドセット、刺激を受けてほしい」「本物に触れるという体験は、テレビや写真で見るのとは全く違う。ファーストステップを踏み出さないまま終わってしまう人が多いが、特に若い人に本物に触れる体験をしてもらいたい」と挨拶がありました。
締結式で座ってマイクを持ち答える年配の男性と座っている若い男性
次に、株式会社Sonoligo代表取締役社長の遠山寛治氏(2017年名古屋大学工学部卒業)より、挨拶とともに、“文化イベントをもっと身近に”をコンセプトとした月額制の文化体験サブスクサービス「Sonoligo」、及び昨年開始した「Sonoligo Future」の説明がありました。
締結式で座ってマイクを持ち答える若い男性と座っている年配の男性
「Sonoligo Future」は、未来を担う学生達に音楽鑑賞・スポーツ観戦、伝統芸能・ミュージアムの鑑賞・企業の社会体験など文化体験を提供し、豊かな経験と多様な視点を育むことを目指す新たなプラットフォームです。次世代の子どもの文化体験を増やすための取り組みであり、共感するパートナー企業のスポンサーシップに支えられています。パートナー企業の支援は子どもたちのチケット代などに還元されます。Sonoligo Futureは、豊かな経験と多様な視点を育む目的で、様々な体験を無償で提供しています。
締結式でスクリーンを使い発表している男性
締結式でスクリーンを使い発表している男性
遠山氏は「親の所得に応じて子どもの文化体験に格差が生まれている。子どもの体験格差を解消していきたい。文化体験を子どもの頃に多く体験する方が、勉強に対する意識も自己肯定感も上がり、年齢が上がっても効果が続いていく」と話し、「弊社は名大発ベンチャー。学生にサービスを使っていただき、これが名古屋大学の先輩が作ったサービスなんだと意識していただくことで、アントレプレナーシップの機運醸成になれば」と期待を寄せました。

その後、名古屋大学学生支援担当副総長の佐久間淳一氏より、本提携の意義について「勉強や研究だけでなく、学生には様々な文化体験をしてほしい。幅広い経験が人間的な成長につながる。経済的、時間的な制約がある学生に対しても、機会を提供したい」とコメントがありました。
締結式で座って答えている男性と資料を確認している男性
今回は協定締結式の様子をレポートしました!「Sonoligo Future」の今後にこれからも注目したいと思います。

この記事の執筆者
EARTH NOTE編集部
SDGs情報メディア
「SDGsの取り組みを共有し、循環させる」がコンセプトのWEBメディア。SDGsの基礎知識や最新情報、達成に取り組む企業・自治体・学校へのインタビューをお伝えし、私たちにできることを紹介します。
身近なアイデアを循環させて、地球の未来をつなげていきましょう。皆さんと一緒に取り組んでいけたら幸いです。
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