全国各地のフードバンクを一挙紹介!利用方法も簡単に解説

全国各地のフードバンクを一挙紹介!利用方法も簡単に解説

2023.07.26(最終更新日:2024.06.24)
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SDGsが重要視されている現代、フードバンク事業が活性化していることをご存じでしょうか。
貧困や飢餓に苦しむ人々を手助けするフードバンクでは、私たち消費者の手に渡らない廃棄食品を無償提供しています。
本記事では、フードバンクの仕組みから全国各地のフードバンクの紹介に至るまで、徹底解説しています。
個人でも利用できるフードバンクも紹介していますので、どんなフードバンクがあるのかを理解し、今の私たちにできることから取り組んでみましょう。

目次

フードバンクとは、食品リサイクルを行う団体のこと

そもそもフードバンクとは、廃棄食品を廃棄前に引き取り、福祉施設や生活困窮者などに無償提供する団体のことを指します。その様子が銀行のようであることから、フードバンク(食料銀行)と名付けられました。
また、食品ロス削減のみならず、今まさに飢餓に苦しんでいる人のセーフティネットとして大きな活躍が期待されています。
具体的にどういった活動をしているのか、解説します。

フードバンクの主な活動は「集める」と「配る」

日本フードバンク連盟では、フードバンクの主な活動について以下のように定義されています。

「食品関連企業他より寄贈された食品等を集め、福祉施設や生活困窮者の支援団体等に配る活動」
引用元:フードバンク活動について | 公益財団法人 日本フードバンク連盟

簡単にいうと、食品の仲介役です。一般企業や小売店、農家などで廃棄が決定した食品を集め、様々な施設や個人に提供する役割をフードバンクは担っています。
元々は廃棄されるはずだった食品なので、余計なコストは一切かからず、無償での食品提供を実現しています。
また、フードバンクでは個人からの食品支援も募集していることがあります。食品を企業からのみならず、個人から個人への仲介役も担うことで、誰でもSDGsの貢献ができるような仕組みとなっています。
瓶詰の食材や缶詰を種類ごとに段ボールに仕分けしている手元

フードバンクの目標は “SDGsの掲げる目標”

SDGsが掲げる17の目標のうち、「1.貧困をなくそう」「2.飢餓をゼロに」「3.すべての人に健康と福祉を」の3つに対応してフードバンクは開始されました。
世界各国では今この瞬間にも、経済的理由や食料不足によって、ご飯が食べられず困っている人々がいます。
SDGsではこうした人々を対象に、フードバンク事業を推進しています。

世界初のフードバンクはアメリカで行われた

世界初のフードバンクは、1967年にアメリカで行われました。
きっかけは、道端のスーパーを通りかかった一人の男性 (ジョン・ヴァンヘンゲル) が、ゴミ箱に多くの食品が捨てられている事実に気が付いたことです。
その後男性は、多くの売り出せない在庫食品を抱えているスーパーから寄付をつのり、協会に預けることで、食料不足に困っていた人々がいつでも食料を引き出せるようにしました。
ここから世界各地にフードバンク事業は拡大していき、現在の日本でも全都道府県で団体が設立されています。
特に人口の多い関東エリアでは、実に30以上ものフードバンクが存在しています。

フードバンク開始の主な理由①「食品ロス」

フードバンクが開始された理由の一つが、食品ロス問題です。
食品に困っていない国の企業、あるいは家庭で廃棄される食品の中には、まだ食べられるのに廃棄されているといったものが多く存在します。

日本では年間、約522万トンの食品が廃棄されている

農林水産省の調査により、令和2年時点の推計で、日本には年間522万トンの食品ロスが存在するということが明らかになりました。
参考:農林水産省 食品ロスとは

日本人1人当たりに換算すると1年で約41kg、毎日お茶碗1杯分のご飯を廃棄しているということになります。
ただ数字だけでみれば「お茶碗一杯分程度か」と思うかもしれませんが、逆にいえば、一人一人がお茶碗一杯分の食品ロスを無くすだけで大きく変化するということです。
「賞味期限の近いものから食べる」「スーパーで食材を買う際、入れ物に傷が付いていても食材自体に問題がなければ買う」など、小さな取り組みを意識することが大切です。

食品ロスを理解しフードバンクへ寄付しよう

食品ロスは主に「事業系食品ロス」「家庭系食品ロス」に分けることができます。

  • 事業系食品ロス:一般的な食品企業によって生み出される食品ロスのこと。製造業、卸売業、小売業、外食産業全てを合わせた食品ロスは合計275万トン。(令和2年時点の推計)
  • 家庭系食品ロス:一般家庭による食べ残しや賞味期限切れ食品の廃棄など。食品ロス合計は247万トン。(令和2年時点の推計)

このことから分かるように、企業だけでなく、私たち一人一人が食品ロスを減らす取り組みをしていかなければならないのです。
家庭での食べ残しを減らすことはもちろん、フードバンクへの寄付をすることで、確実に食品ロスを減らすことができます。
まずは身近にどんなフードバンクがあるのか調べて、余分な食品を寄付するところから始めてみましょう。

フードバンク開始の主な理由②「貧困」

フードバンクは、貧困問題への解決策としても有効とされています。
食品ロスが問題視されている一方、経済的理由により、そもそもご飯にありつけないといった人々も多く存在します。

貧困の種類「絶対的貧困」「相対的貧困」

そもそも貧困は2種類存在します。それが絶対的貧困相対的貧困です。

  • 絶対的貧困:生きていくうえで必要な最低限度の食料や住まいが確保されていない状態のこと。( 生きていくことすらままならないような状態 )
  • 相対的貧困:国民所得全体の中央値に対して、その半分にも満たない所得しか得られていない状態のこと。

日本では憲法第25条により「健康で文化的な最低限度の生活」が保証され、生活保護や社会保障が充実していますが、世界では絶対的貧困に悩む人々も多く存在します。
特に絶対的貧困は発展途上国に多く見られ、10代や20代といった若い年齢で飢餓に苦しむ人々も珍しくはありません。

日本人のほとんどが相対的貧困

発展途上国のみならず、近年の日本でも、コロナや物価高の影響により貧困が拡大しつつあります。
累進課税の実態などを見てもわかるように、日本はOECD諸国に比べて相対的貧困率が高い傾向にあります。
参考:世界の貧困率 (Poverty rate) – OECD

また厚生労働省が令和1年に調査した日本の相対的貧困率は、
【大人】: 15.4~15.7%
【17歳以下の子供】: 13.5%~14%
と、約7人に1人が貧困という結果が算出されました。
参考: 各種世帯の所得等の状況 – 厚生労働省

このような貧困層を手助けするためにも、フードバンクへの食品提供は欠かせないものとなっています。
たとえ少量でも、一人一人がフードバンクへ食品提供を行うことによって、より多くの食品を福祉施設や生活困窮者に届けることが可能になります。

近年は物価高により食料支援が困難に

最近では、コロナウイルスによる需要と供給の乱れや相次ぐ増税により、食品支援が困難になってきています。
フードバンクからの食品提供が滞るのと同時に、貧困層の生活がより一層苦しくなってきているのが現状です。
各フードバンクの食品支援要請を随時チェックして、無理のない範囲での支援を心がけましょう。

まずはフードバンク事業に貢献している団体を知ろう

食品支援を行うために、まずはどんな団体がフードバンク事業を行っているのか知る必要があります。
全国フードバンク推進協議会では、日本国内でフードバンクに加盟している団体や協力企業、さらには支援方法まで細かく参照することができます。
国内フードバンク活動状況 – 全国フードバンク推進協議会

フードバンク協力企業には大手株式会社も

全国フードバンク推進協議会より、これまで食品支援を行ったことのある企業を一部抜粋して紹介します。

  1. 明治ホールディングス 株式会社
  2. コカ・コーラ ボトラーズジャパン 株式会社
  3. 株式会社 ローソン
  4. 森永乳業 株式会社
  5. 朝日グループ食品 株式会社

どれも一度は聞いたことのある有名企業ばかりですが、他にも中小様々な企業を合わせるとその数は40社にものぼります。

このように、日本国内でもフードバンクやSDGsに対する意識は高くなっている傾向にあり、利用や支援に関してより一般的になってきているといえます。

フードバンクは団体利用も個人利用も可能

フードバンクではそれぞれ「支援先は福祉施設のみ」「食品提供も企業や団体からでしか受け付けない」というように、利用に制限をかけている場合があります。
これは支援できる食品の量や、フードバンクが抱える在庫量自体の問題です。

しかし、こういったフードバンク以外にも個人への支援を行っているフードバンクも存在しますし、個人からの食品支援を受け付けているフードバンクも存在します。

各フードバンクの支援条件や食品受付条件をしっかりと理解し、自身にあったフードバンク利用をすることが必要になってきます。

フードバンクの食品を個人で受け取るには手順を踏む必要がある

ここまでフードバンクの仕組みや背景、活動自体について触れてきましたが、個人利用者がまだ多くないこともあり、企業や団体での利用のみが目立ってしまっています。
しかし、フードバンクは実際に個人での食品受け取りも可能です。

フードバンクを個人で利用する場合、

  1. 条件確認
  2. 申込書の記載
  3. 食品受け取り

というような手順が必要になりますので、以下で詳しく説明します。

フードバンクの個人利用方法①「条件確認」

フードバンク自体は日本各地に存在しますが、その利用方法や利用条件にはそれぞれ違いが存在します。
中には、食品支援先を施設や団体のみとしているフードバンクも存在するので、個人利用が可能かどうか、フードバンクごとに条件を確認する必要があります。

他にも「ひとり親世帯でなければならない」「生活保護を受けていない」「支援を受けるフードバンクの所在地と同じ市区町村に在住でなければならない」など、様々な条件が存在します。

条件をクリアしているかどうかを確認し、支援を受けることのできるフードバンクの中から、自分にあったフードバンクを選択しましょう。

フードバンクの個人利用方法②「申込書の記載」

個人利用が可能なフードバンクを調べ、食品支援を受ける場所を決めたら、連絡を取って利用予約をしましょう。
※一部予約が不要なフードバンクも存在します。

その後フードバンクに行き、支援を受ける食品の種類や本人確認などについて申込書を記載しますが、ここで注意しなければならないのが「受け取る食品の指定ができない」ということです。

フードバンクは食品の仲介役に過ぎず、提供されていない食品を配給することはできません。
例えば「すぐに食べられるインスタント食品が欲しかったのに、予約したフードバンクに在庫が無かった」なんてこともあり得ます。

扱っている食品の種類はフードバンクごとに異なるので、欲しい食品が無かった場合は他のフードバンクに連絡を取ってみましょう。

フードバンクの個人利用方法③「食品受け取り」

申込書の記入を済ませたら、後日あらためて食品を受け取りにフードパントリー (食品無料配布場所) に向かいます。
持参するものは身分証明書食品を持ち帰る袋 (用意してくれる場合がある) 程度で大丈夫です。

申込書の内容と照らし合わせ本人確認を終えれば、食品を受け取ることができます。
身分証明書を忘れると、食品を受け取れないので注意しましょう。

フードバンクへの個人支援も可能

企業や団体での食品支援が多く目立っていますが、もちろん個人での支援も可能です。フードバンクでは随時、食品を募集しているので、余分な食品は個人からも寄贈することができます。
しかし「食品支援をしたいけど、支援方法が分からない」という方もいると思います。
そこで個人利用方法と同様に、手順を分けて説明いたします。

  1. 個人支援可能なフードバンクを探す
  2. 支援するフードバンクに問い合わせる
  3. フードバンクに寄付する食品を持ち込む

以下で詳しく説明します。

フードバンクの個人支援方法①「個人支援可能なフードバンクを探す」

前述のとおり、フードバンクは抱えきれる在庫量の問題によって、食品提供の受け付けを企業や団体のみに限定している場合があります。
ですから、まずは、個人からの食品提供を受け付けているフードバンクを探しましょう。

また各フードバンクでは、食品の寄付活動資金の寄付かを選択することが可能です。
寄付方法一つ取っても色々な支援形態が存在しますので、余分な食品が少ないという方は、金銭的な面での支援を検討してみても良いかもしれません。

【代表的な支援可能団体】
セカンドハーベスト・ジャパン|日本初のフードバンク
セカンドハーベスト・ジャパンでは、缶詰やインスタント食品、お菓子といった、すぐ食べられる食品の支援も受け付けています。
宅配便からネットショップ、ふるさと納税に至るまで多岐にわたる支援方法が選択できますので、個人支援先としてはとても便利なフードバンクです。

特定非営利活動法人 – グッドネーバーズ・ジャパン
グッドネーバーズ・ジャパンは、会計報告も記載している認定NPO法人です。お金の流れを細かく載せているため、「寄付金や食品はちゃんと活用されているのか」といった支援者の不安にしっかりと応えており、安心して支援することが可能です。
また国内こどもスポンサーになれば、継続的な支援をすることもできます。
「まとまった支援はできないけど、少しずつ定期的な支援ならできる」という方は、ぜひグッドネーバーズ・ジャパンをご利用ください。

フードバンクの個人支援方法②「支援するフードバンクに問い合わせる」

支援先を決めたら、そのフードバンクに連絡を取りましょう。申し込み自体はホームページからできる場合もあるので、お手軽に連絡を取ることが可能です。

電話やメールによって申し込みを済ませたら、フードバンクの指示に沿って食品内容や持ち込み日時を決定します。
都合のいい日時を相談しながら、余裕を持って行動できる日を提案しましょう。

フードバンクの個人支援方法③「フードバンクに寄付する食品を持ち込む」

食品持ち込み日時を決めれば、あとはフードバンクまで食品を持ち込むだけです。場所によっては郵送も可能なので、わざわざ移動する必要がない場合もあります。

また金銭面での支援をする場合、振込み、カード支払い、銀行引き落としのどれにするかを選択することが可能です。自分にあった支払い方法を選択し、無理のない金額を支援しましょう。
仕分けされた瓶詰の食材などを手にし、バインダーに挟んだ紙を見ながら検品している笑顔の女性たち

各都道府県のフードバンクは実に100カ所以上!

フードバンクの支援方法、利用方法についてはなんとなくイメージすることができたかと思います。そこで、ここからは実際に日本各地に存在するフードバンクを一部紹介いたします。

フードバンクを利用したいと考えていても、「近くにどんなフードバンクがあるのか分からない」という理由で諦めてしまう方も多くいると思います。
しかし実は、令和2年3月に発表されたフードバンク実態調査事業 – 公益財団法人 「流通経済研究所」によると、この時点で116団体が日本全国で活動していることが明らかになりました。

中でも人口の多い関東エリアには、37団体ものフードバンクが存在しています。
扱っている食品や交通の便利さから、お近くのフードバンクを探してみてください。

関東地方のフードバンク

まずは、関東地方のフードバンクをご紹介します。

【東京】
1. フードバンク渋谷
「フードバンク渋谷」は、東京都渋谷区で活動している認定NPO法人です。母体に「宗教法人 Kingdom Seekers」を置き、聖書を基にしたフードバンク活動を行っています。
対象者は渋谷区近隣に在住で、一人親や外国人・失業など何らかの理由で支援を必要としている方々になります。
支援をされたい方の場合は特に制限はありませんので、ホームページ内のお申込みフォームからお申込みください。

2. フードバンク目黒
「フードバンク目黒」は、東京都目黒区で活動している任意団体です。個人情報の匿名化、資格保有者による食品管理など、高水準でのフードバンク事業を徹底しており、安心して利用することが可能です。
対象者に制限はありませんが、目黒区在住・在勤の方に優先的な支援を行っています。
目黒区にお住まいの方は、ぜひフードバンク目黒をご利用ください。

3. フードバンクいたばし
「フードバンクいたばし」は、東京都板橋区で活動している任意団体です。ホームページに取扱年度実績や会計報告を記載しているため、活動実態に信頼性があるフードバンク団体です。
対象者は、板橋区民の生活困窮者となります。
お渡しする食料品は1セット8キロほどになりますので、手提げ袋の持参が推奨されています。

4. フードネット江戸川
「フードネット江戸川」は、東京都江戸川区で活動している任意団体です。賞費期限厳守、転売禁止など、食品受領にあたってのルール遵守を徹底しています。
対象者は、江戸川区在住の生活困窮者や一人親家庭などになります。
生活困窮者自立支援も行っていますので、まずはお気軽にお電話からご相談ください。

5. フードバンクおりなす江戸川
「フードバンクおりなす江戸川」は、2022年に活動を開始した最新のフードバンクです。区内6カ所でフードパントリーを実施していますので、より利用しやすい場所で食品を受け取ることが可能です。
対象者は、江戸川区在住の生活困窮者や一人親家庭の方になります。
初回の場合は紹介状が必要になりますので、詳しくはホームページをご覧ください。

6. GREEN TIGER
「GREEN TIGER」は東京都江東区で活動しているフードバンクです。食品以外にも、日用品やおもちゃなどのリサイクルを行っているのが特徴の一つです。
対象者は福祉施設や各種団体などで、個人への提供は行っておりません。
紹介によっては個別対応の場合もあるので、支援を受けたい場合、まずは行政や各NPO団体に相談してみましょう。

7. cobacoフードバンク
「cobacoフードバンク」は、北沢おせっかいクラブという一般社団法人が行っているフードバンクです。東京都世田谷区で活動をしており、クラウドファンディングも実施しています。
対象者は、福祉支援施設、子供のいる生活困窮者などになります。
子育てが楽しくなるような環境作りを目指し、地域コミュニティの活性化に貢献しています。

8. あじいる
「あじいる」は、東京都荒川区のフードバンクです。2000年に設立し、米作りや資源回収といったリサイクル活動を多岐に渡り展開しています。
対象は登録団体や子ども食堂のみですが、イベントへの出店などにより地域貢献も果たしています。

9. フードバンク八王子
「フードバンク八王子」は、東京都八王子市のフードバンクです。毎月第二、第四土曜日に食料配布を実施しており、不登校児を支える「プラス・パス」という支援活動も行っています。
対象者に制限はなく、食品に困っている方であれば誰でも利用することが可能です。
予約も特に必要ありませんので、気軽にお尋ねください。

10. フードバンク立川
「フードバンク立川」は “もったいない” を “ありがとう” へ、の思いを掲げ活動している、東京都立川市のフードバンクです。
対象者は福祉施設や団体のみで、個人への食品提供は行っておりません。
地域の互助支援体制も整っており、孤独者の孤立防止にも努めています。

11. フードバンクTAMA
「フードバンクTAMA」は、東京都日野市のフードバンクです。企業や個人、農家などから幅広く食品支援を受け付けています。
対象は児童福祉施設や子ども食堂など、フードバンクTAMAと確認書を取り交わした団体になります。
生活困窮者個人に対しては、日野市のフードパントリー事業を除き、行っておりません。

【神奈川】
1. フードバンクかながわ
「フードバンクかながわ」は、神奈川県横浜市のフードバンクです。2018年に活動を開始し、神奈川県内の非営利協同12団体より設立されました。
対象は福祉施設などで、個人への提供はありません。
参加者数450名の記念フォーラムも開催し、食品ロス削減、相互扶助の社会づくりに向けて躍進しています。

2. フードバンク横浜
「フードバンク横浜」は神奈川県横浜市のフードバンクです。ホームレス支援や生活困窮者支援とともに、クラウドファンディングによる寄付金募集も行っています。
対象者に限りはなく、団体・個人どちらでもご利用が可能です。
支援は食品以外にも日用品や学術書など幅広く募集しておりますので、ぜひ寄付をご検討ください。

3. 神奈川フードバンクプラス
「神奈川フードバンクプラス」は、神奈川県横浜市のフードバンクです。”お互い様を当たり前に” を念頭に、団体支援を主な活動として行っています。
対象は福祉施設や団地個別支援などで、 個人への提供はありません。

4. フードバンクかわさき
「フードバンクかわさき」は、一般社団法人 “ファースト・ステップ” が活動の一環として行っているフードバンク部門の名称です。
対象者は生活保護を受給していないご家庭、生活保護未満の状況のご家庭になります。
元々は、DVや虐待の当事者支援を行う目的で設立された団体ですが、2013年1月にフードバンク活動も開始いたしました。

5. フードバンク湘南
「フードバンク湘南」は、神奈川県平塚市のフードバンクで、平塚市とともにSDGsの発展を目指し活動している認定NPO法人です。
対象者は一人親家庭、生活保護受給中でない方となります。
また、平塚市在住の方とそうでない方で食品提供方法が異なりますので、詳しくはホームページをご覧ください。

6. フードバンクあつぎ
「フードバンクあつぎ」は、神奈川県厚木市にあるフードバンクです。フードバンク事業にとどまらず、生理用品や学生支援など幅広い事業を行っています。
対象者は生活困窮者の方全般になります。
家族構成や各家庭の状況に合わせ、それぞれに合った食品支援を行っていますので、ぜひ気軽にご相談ください。

7. ふらっとカフェ鎌倉
「ふらっとカフェ鎌倉」は、2017年に設立された一般社団法人です。
対象者は、福祉施設、生活困窮者などになります。
また、みんなで食べる食堂 “みんたべ” を開催し、鎌倉市の福祉施設援助にも貢献しています。

8. もったいないジャパン
「もったいないジャパン」は、神奈川県茅ヶ崎市にあるフードバンクです。”もったいない”の精神を掲げ、食料品や不用品の回収、リサイクルに貢献しています。
対象は福祉施設などのみで、 個人への提供はありません。

9. サテラ
「サテラ」は、神奈川県相模原市のフードバンクです。”安心できる暮らし”や”食” の支援をするとともに、生活家電バンク事業やDV被害者支援も行っています。
対象者に特に限りはありません。

10. ワンエイド
「ワンエイド」は、神奈川県座間市のフードバンクです。フードバンク事業のみならず、高齢者の生活サポート、住まいのサポートも行っています。
対象者は生活困窮者の方全般になります。
児童養護施設の方、母子家庭の方、年金生活者の方など幅広く支援を行っていますので、まずは気軽にご相談ください。

【千葉】
1. フードバンクちば
「フードバンクちば」は、千葉県内を対象としたフードバンクです。食品配布を通じて、失業者、不安定就労者、生活保護受給者などを手助けする活動を行っています。
対象者は、福祉施設、団体、個人の生活困窮者になります。

2. フードバンクふなばし
「フードバンクふなばし」では、”パントリーピック” という子育て家庭を対象とした食品提供を、無料で毎月行っています。
その他子ども食堂や支援団体にも提供を行っていますが、ご予約制になりますので、お早めの申し込みが必要になります。

3. とうかつ草の根フードバンク
「とうかつ草の根フードバンク」は、千葉県流山市のフードバンクです。こども食堂と提携しており、LINE登録によって配布食品の情報を受け取ることができます。
対象は福祉施設などのみで、個人への提供はありません。

4. いちかわフードバンク
「いちかわフードバンク」は、フリースタイル立川が発足させたフードバンクです。
対象者に特に制限はなく、誰でもフードパントリーのご利用が可能です。
またフリースタイル立川では、 “ひとつひとつの思いをつないで市川に流れをつくる” をモットーに活動し、様々な事業を進めています。

【埼玉】
1. フードバンク埼玉
「フードバンク埼玉」は、埼玉県さいたま市のフードバンクです。食品支援、金銭的支援とともに、ボランティアとして活動に参加することも可能です。
対象は福祉施設などのみで、個人への提供はありません。
他にもSDGs意識の高まりから、災害備蓄品の寄付も受け付けていますので、企業・団体様はぜひ寄付をご検討ください。

2. フードバンクネット西埼玉
「フードバンク西埼玉」は、埼玉県所沢市のフードバンクです。1カ月500円〜 のマンスリーサポーターも募集しており、支援に関しては比較的簡単に行うことができます。
対象者は、団体・個人の生活困窮者になります。
またフードパントリーを”生きる権利を守ること”と捉え、優しさのプラットフォームとしてフードバンクを確率させています。

3. フードバンクみよし
「フードバンクみよし」は、埼玉県入間郡のフードバンクです。2019年にフードバンク事業を開始し、多くの家庭の貧困問題を解決しています。
対象者は、主に一人親世帯などになります。
公式LINEの登録・申し込み後、フードパントリー初回参加時には身分証明書が必要になりますので、必ずご持参ください。

4. 埼玉フードパントリーネットワーク
「埼玉フードパントリーネットワーク」では、埼玉県内の加盟団体と提携して食品提供を行っています。
対象は各フードパントリー団体で、個別の食品支援は行っておりません。
加盟団体であれば、埼玉県内の各地に食品倉庫がありますので、身近なフードパントリーを利用することができます。

【茨城県】
1. フードバンク茨城
「フードバンク茨城」は、茨城県牛久市のフードバンクです。茨城県内で活動しているフードバンクは、2023年現在、フードバンク茨城のみになります。
対象は福祉施設・小中学生のいる世帯などで、個人への提供はありません。
各市町村や社会福祉協議会に”きずなBOX”を設置しておりますので、気軽に食品の寄贈ができるようになっています。

【栃木】
1. フードバンクうつのみや
「フードバンクうつのみや」は、栃木県宇都宮市のフードバンクです。会員、学生サポーター、寄付など支援形態が様々存在し、自分に合った支援方法を選ぶことができます。
対象者は福祉施設、生活困窮者などになります。

2. フードバンクとちぎ
「フードバンクとちぎ」は、栃木県小山市のフードバンクです。小山市社会福祉協議会と提携して、児童養護施設をはじめとした約15団体に食品配送を行っています。
2010年に活動を開始し、そこから10年以上も食の支援ネットワークを確立させてきました。

3. フードバンクあしかが
「フードバンクあしかが」は、栃木県足利市のフードバンクです。足利市の生活環境部環境政策課と協力し、フードドライブの実施、無償での食品提供を行っています。
対象者は福祉施設、生活困窮者などになります。

【群馬】
1. フードバンクまえばし
「フードバンクまえばし」は、群馬県前橋市のフードバンクです。母体にNPO法人 三松会を置くフードバンク北関東が、前橋市から委託を受けて活動を行っています。
対象者に特に制限はなく、生活困窮者の個人・支援団体など誰でも支援を受けることが可能です。

2. フードバンク北関東
「フードバンク北関東」は、NPO法人 三松会のフードバンク部門の名称です。群馬県内、栃木県南部、埼玉県北部を中心に活動しています。
フードバンクまえばしと同様、対象者に制限はありません。
各地域の福祉施設・支援団体等を合わせると、およそ310カ所もの団体に食品を提供した実績があり、信頼に足るフードバンクであるといえます。

東北地方のフードバンク

次に、東北地方のフードバンクを紹介します。

【青森】
1. あおもりフードバンク
「あおもりフードバンク」は、青森県社会福祉協議会が行っているフードバンクです。中間支援組織を通じて、支援を必要としている世帯へ食品提供を行っています。
対象は福祉施設・子育て家庭・生活困窮者などになります。
食品支援を行いたい場合は、青森県社会福祉協議会に相談後、提供申出書の提出が必要になります。

【岩手】
1. フードバンク 岩手
「フードバンク岩手」は、岩手県盛岡市のフードバンクです。直接の食品提供を行っておらず、支援を受ける場合は、地域ごとの相談窓口へ相談する必要があります。
また、対象者は岩手県内の生活困窮者に限ります。

【秋田】
1. フードバンクあきた
「フードバンクあきた」は、秋田県秋田市で活動するフードバンクです。ボランティアを随時募集しているため、誰でも簡単にフードドライブへ協力することができます。
対象者は各自治体の生活困窮者、団体、福祉施設などになります。

2. 秋田たすけあいネットあゆむ
「秋田たすけあいネットあゆむ」は、秋田県内で活動するフードバンクです。
対象者は、DVシェルター生活者や緊急宿泊所利用者などの生活困窮者全般になります。
フードバンクでは珍しい “宅配” を行っており、より簡単に支援を受けることが可能になっています。

【宮城】
1. フードバンク仙台
「フードバンク仙台」は、宮城県仙台市のフードバンクです。
対象者は、仙台市内に在住の生活困窮者・団体などに限ります。
国籍・年齢・性別を問わず食品支援を受けることができるので、より気軽にフードバンクに触れることができます。

2. フードバンクいしのまき
「フードバンクいしのまき」は、宮城県石巻市のフードバンクです。支援のできない食品がいくつか存在しますので、詳しくはホームページをご覧ください。
対象者は、一人親家庭やその他支援団体などになります。
また、生涯学習の一環として”みやぎ教育応援団”を実施し、誰でも食品ロス問題に触れられるようなプロジェクトを行っています。

【山形】
1. やまがた福わたし
「やまがた福わたし」は、山形県山形市のフードバンクです。2016年に活動を開始し、”おすそわけ” の精神をもとにフードバンク事業を行っています。
対象者は、山形県内の生活困窮者、福祉施設、団体に限ります。
他にも、ネグレクトの子ども支援やヤングケアラーなどの活動で地域に貢献しています。

2. フードバンク山形
「フードバンク山形」は、山形県米沢市のフードバンクです。”物を分け合う心” を大切にし、米沢市の子どもたちに食品提供を行っています。
対象者は、山形県内の困窮世帯、その他各市町村の団体などになります。

【福島】
1. フードバンク二本松
「フードバンク二本松」は、福島県二本松市のフードバンクです。対象者に特に制限はなく、団体から個人まで、幅広く食品提供を可能にしています。

2. こおりやまフードバンク
「こおりやまフードバンク」は、福島県郡山市の社会福祉協議会が行っているフードバンクです。生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合と協定し、郡山市の生活困窮者に支援を行っています。
対象者は、自立相談支援事業の申込者になります。

3. FUKUSHIMAいのちの水
「FUKUSHIMAいのちの水」は、福島県郡山市のフードバンクです。「食品を届けるサンタさん」というコンセプトのもと、子供たちや生活困窮者の手助けをしています。
対象者は、生活困窮者・福祉施設などで、特に制限はありません。

中部地方のフードバンク

次に、中部地方のフードバンクを紹介します。

【新潟】
1. フードバンクにいがた
「フードバンクにいがた」は、新潟県新潟市のフードバンクです。対象者に特に限りはなく、誰でも気軽にご利用することが可能です。
フードパントリーのご参加は、ホームページ記載のイベントカレンダーからご都合の良い日を選択してくださるようお願いします。

2. フードバンクしばた
「フードバンクしばた」は、新潟県新発田市のフードバンクです。
対象者は、母子家庭中心の貧困家庭になります。
食品だけでなく、生活用品のリサイクル・こども支援プロジェクト・就学支援事業など幅広く活動を行っています。

【富山】
1. フードバンクとやま
「フードバンクとやま」は、2009年に活動を開始したボランティアグループです。”全ての人に、食べ物を”の理念を掲げ、富山県を中心に活動を行っています。
対象者は、主に北陸の生活困窮世帯・被災地などになります。

2. もったいないフードバンクとなみ
「もったいないフードバンクとなみ」は、富山県で二つ目のフードバンクとして誕生しました。2021年に活動を開始した、比較的新しめのフードバンクです。
対象者に特に制限はなく、生活困窮者全般が食品支援を受けることができます。
他にも食品ロス削減に関する啓発事業として教育講座を開いたり、各メディアへの情報発信を通じてフードバンクを地域に広めたりと、幅広い分野で活動を行っています。

【石川】
1. いしかわフードバンク・ネット
「いしかわフードバンク・ネット」は、石川県金沢市のフードバンクです。県内の団体や自治体と協力し、フードバンクの仕組みを広めています。
対象者は団体、自治体、消費者などで、”もったいないを笑顔につなげる”ことを念頭に活動しています。

2. フードバンクいしかわ
「フードバンクいしかわ」も、石川県金沢市のフードバンクとして活動しています。金銭面での支援を希望する場合、クレジットカードの利用ができないためご注意ください。
対象者は主に、児童養護施設・コミュニティセンターなどになります。

【福井】
1. フードバンクふくい
「フードバンクふくい」は、福井県鯖江市のフードバンクです。
対象者に特に限りはなく、生活困窮者・団体であれば誰でも食品支援を受けることが可能です。
活動を広めるためにSNSも活用しており、ブログやフェイスブックが得意な方はぜひ活動に参加してみてください。

【山梨】
1. フードバンク山梨
「フードバンク山梨」は、山梨県南アルプス市のフードバンクです。食品配布先や活動報告書を記載しており、より活動内容が明確なフードバンク団体です。
対象者は、生活困窮者、震災避難者などになります。
また、お送りする食品の中にはスタッフ直筆のハガキを同封しており、一人一人丁寧な対応を心がけています。

【長野】
1. フードバンク信州
「フードバンク信州」は、長野県長野市のフードバンクです。2023年度には “子ども応援プロジェクト” も計画しており、物価高への素早い対応を行っています。
対象者は生活困窮者、福祉施設などになります。

2. フードバンク軽井沢
「フードバンク軽井沢」は、長野県北佐久郡のフードバンクです。正会員やボランティアなど、様々な支援形態が存在し、無理のない範囲での支援が可能になっています。
対象者は生活困窮者全般で、食品の受け取りは直接代表へのお電話が必要になります。

【岐阜】
1. フードバンクぎふ
「フードバンクぎふ」は、岐阜県大垣市のフードバンクです。2013年から約300もの生活困窮世帯に食品を配布しており、2020年には “出張フードバンク” の活動も行っています。
対象は生活困窮者、学生などになります。
また、オンラインでのサポーター交流会も行っていますので、支援を考えている企業や団体はぜひ参加をご検討ください。

【静岡】
1. フードバンクふじのくに
「フードバンクふじのくに」は、静岡県静岡市のフードバンクです。2019年には、実に1000件以上の食品寄贈記録があり、出庫記録は2000件以上を記録しています。
対象者に特に制限はありません。
生活困窮者から福祉施設まで、幅広く支援を受けることが可能です。

2. POPOLO
「POPOLO」は、静岡県富士市のフードバンクです。お住まいの地域によって相談窓口が異なりますので、詳しくはホームページをご覧ください。
対象者は生活困窮者、シェルター、福祉施設などになります。
県内、県外に関わらず相談ができますので、気軽にご連絡ください。

【愛知】
1. フードバンク愛知
「フードバンク愛知」は、愛知県北名古屋市のフードバンクです。一か月に一度ほどフードパントリーを開催していますが、食品の受け取りは公式ラインへの登録が必要になります。
対象は子ども食堂・福祉施設などで、個人への直接提供はありません。

2. セカンドハーベスト名古屋
母体にセカンドハーベスト・ジャパンを置く「セカンドハーベスト名古屋」は、愛知県名古屋市のフードバンクです。”人から人へ優しさを届ける” の理念をもとに、個人から団体まで幅広い支援を行っています。
対象者に限りはなく、団体から個人まで支援を受けることが可能です。

3. 東三河フードバンク
「東三河フードバンク」は、愛知県豊橋市のフードバンクです。東三河地方における “食のセーフティネット” 構築とともに、地域インフラの一つとしてフードバンク活動を行っています。
対象者は生活困窮者・福祉施設などで、団体や個人に関わらず支援を受けることが可能です。

近畿地方のフードバンク

次に、近畿地方のフードバンクを紹介します。

【京都】
1. フードバンク京都
「フードバンク京都」は、京都府京都市のフードバンクです。2015年に任意団体として設立され、2018年に法人登記を済ませNPO法人として独立しました。
原則、生活困窮者全般の利用が可能となります。

2. フードバンク長岡京
「フードバンク長岡京」は、長岡京市社会福祉協議会が行っているフードバンクです。”食での助け合い”を理念に、長岡京市一丸となってフードバンク活動に取り組んでいます。
こちらも対象者は、生活困窮者全般となります。

【大阪】
1. ふーどばんくOSAKA
「フードバンクOSAKA」は、大阪府堺市のフードバンクです。
対象は福祉施設・団体などで、生活困窮者自立支援団体が必要と判断した場合は、個人も支援対象となります。
また物品販売やバザー事業も展開しており、フードバンク以外にも多岐に渡り事業を展開しています。

2. 日本フードバンクシステム
「日本フードバンクシステム」は、大阪府大阪市のフードバンクです。
対象者は、生活困窮者全般で、資金やボランティアが不足したコロナ渦には、子ども食堂にお弁当の配布も行っています。

3. 日本もったいない食品センター
「日本もったいない食品センター」は、大阪府摂津市のフードバンクです。寄付される食品は非営利を理由にせず、買い取りを行っている場合もあります。
対象は主に福祉施設などになります。
また、エコイートという食品ロス削減ショップを展開しており、一般のお客様が商品を購入することも可能です。

【滋賀】
1. フードバンク滋賀
「フードバンク滋賀」は、滋賀県草津市のフードバンクです。テレビやラジオでも紹介されており、ボランティアとして広く活動を行っています。
対象は生活困窮者、児童養護施設などで、活動自体は一般市民による善意のボランティア活動です。

2. フードバンクびわ湖
「フードバンクびわ湖」は、滋賀県甲賀市のフードバンクです。”もったいないを笑顔と絆に!”を合言葉に、地域共生社会の実現を目指して活動しています。
対象は生活困窮者、その他団体など幅広く、滋賀県各地でフードパントリーを開催しています。

3. フードバンクながはま
「フードバンクながはま」は、滋賀県長浜市のフードバンクです。
対象者は生活困窮者、女性シェルター生活者などになります。
食品の受け取りに条件はありませんが、金銭的、精神的、あるいは身体的にお困りの方を優先させて頂く場合があります。

【三重】
1. フードバンクISE
「フードバンクISE」は、三重県伊勢市のフードバンクです。2030年までに、世界中で極度の貧困状態にある人を無くすことを目指し、SDGsに貢献しています。
対象者:学生、福祉施設など
基本的に、食品受け取りは事務所までお越しいただきますが、緊急を要する場合は配送も可能となっております。

2. フードバンク松阪
「フードバンク松阪」は、三重県松阪市のフードバンクです。
対象者に特に限りはありません。
毎月一度の定例会を経て、物資の支援先や支援状況について細かく共有しているため、すぐに必要な場所へ食品を提供することが可能になっています。

【奈良】
1. フードバンク奈良
「フードバンク奈良」は、奈良県奈良市のフードバンクです。
対象は主に福祉施設などに限り、個人への提供はありません。
フードバンクでは珍しい”運営に必要な備品の支援”も募集しているので、不必要な道具があればぜひ支援をお願いいたします。

2. フードバンク大和高田
「フードバンク大和高田」は、奈良県大和高田市のフードバンクです。主に大和高田市の一人親家庭などを中心に支援を行い、フードバンクの普及啓発活動に努めています。
対象者は主に一人親家庭、生活困窮者などになります。

【兵庫】
1. フードバンクはりま
「フードバンクはりま」は、兵庫県姫路市のフードバンクです。
対象者に特に限りはなく、個人の生活困窮者も行政等を通じて支援を受けることが可能です。
活動の多くがボランティアの手によって支えられており、支援先との繋がりを大切にしながら食品を提供しています。

2. フードバンク関西
「フードバンク関西」は、兵庫県神戸市のフードバンクです。
対象は、兵庫県南部地域および阪神間と、一部大阪市の施設・団体に限ります。
正会員と賛助会員を合わせると約400名以上と規模の大きな団体で、迅速な食品支援が可能になっています。

【和歌山】
1. フードバンク和歌山
「フードバンク和歌山」は、和歌山県御坊市のフードバンクです。”もったいない”から生まれた社会福祉活動で、高齢者の居住支援も行っています。
対象は主に福祉施設、民間シェルターなどになります。

中国地方のフードバンク

次に、中国地方のフードバンクを紹介します。

【鳥取】
1. フードバンクとっとり
「フードバンクとっとり」は、鳥取県米子市のフードバンクです。SDGsの貢献とともに、”誰ひとり取り残さない社会の実現”へ向けて活動しています。
主に生活困窮者・一人親家庭・児童施設などへの食品支援をメインとしています。

【島根】
1. フードバンクしまね
「フードバンクしまね」は、島根県松江市のフードバンクです。就学援助世帯への支援”あったか元気便”を活動の一環として行い、年4回に渡る食品の無償提供を実現しています。
その他、親子イベントや小中学校への支援も行っており、子育て環境の充実を図っています。

【岡山】
1. フードバンク岡山
「フードバンク岡山」は、岡山県岡山市のフードバンクです。2012年に岡山県で活動する複数の団体が協同設立した団体で、会員やボランティアの募集も随時行っています。
対象者は福祉施設などに限り、個人への提供はありません。

2. ハーモニーネット未来
「ハーモニーネット未来」は、フードバンク岡山から派生した岡山県笹岡市で活動しているフードバンクです。
対象は、主に各福祉施設や団体などになります。
拠点を岡山市から笹岡市に移すことで、より多くの地域に食品を提供できるようにしています。

【広島】
1. ゆるティ
「ゆるてぃ」は、広島県広島市を中心とする、NPO法人 “FOOT&WORK” のフードバンク活動です。安芸地区を中心に、縦割りでは支援が難しい自治体を横断したエリアで活動しています。
対象者に特に限りはありません。
また、スポーツイベントなどのコミュニケーション場所を提供し、年齢・障害・性別を問わず”協力し合う関係性”の発展に努めています。

2. あいあいねっと
「あいあいねっと」は、広島県広島市のフードバンクです。誰もが尊厳を持てる、”その人らしい生活”が営める地域づくりを目指しています。
対象は主に支援団体などに限り、直接個人への支援は行っておりません。

【山口】
1. フードバンク山口
「フードバンク山口」は、山口県山口市のフードバンクです。
支援団体のみならず、ケアマネージャーや民生委員などの生活困窮者支援が目的の個人も対象となります。
またホームページにイベントカレンダーを常設しているため、食品の配布がいつどこで行われているのか、一目で分かるようになっています。

四国地方のフードバンク

次に、四国地方のフードバンクを紹介します。

【香川】
1. フードバンク香川
「フードバンク香川」は、香川県社会福祉協議会が行っているフードバンク活動です。対象は各種支援団体で、社会福祉協議会では他にも、災害支援や福祉系資格取得支援なども行っています。
また、その他引きこもり支援・社会福祉支援事業・女性保護の観点から助成金配布も行っており、地域の発展に努めています。

【徳島】
1. フードバンクとくしま
「フードバンクとくしま」は、徳島県徳島市のフードバンクです。毎月第4金曜日を”フードバンクとくしまの日”と定め、登録団体へ食品支援を行っています。
対象は、生活困窮者自立支援事業所や子ども食堂、その他団体などになります。
また就労支援として農園を解放しており、参加をご希望の方はホームページよりお問い合わせください。

【愛媛】
1. えひめフードバンク
「えひめフードバンク」は、愛媛県新居浜市のフードバンクです。
対象者に特に限りはありません。
愛媛県内で活動するフードバンクは数が少ないので、その他のフードドライブ常設コーナーは愛媛県ホームページをご覧ください。

【高知】
1. こうち食支援ネット
「こうち食支援ネット」は、高知県高知市のフードバンクです。支援希望の団体は”サポートメンバー”の登録が必要になりますので、ほよりお問い合わせください。
対象は、支援団体や各種福祉施設などになります。

九州地方のフードバンク

最後に、九州地方のフードバンクを紹介します。

【福岡】
1. フードバンク福岡
「フードバンク福岡」は、福岡県福岡市のフードバンクです。対象に特に限りはなく、”おすそ分けを当たり前に”をモットーに、学校や無料学習塾、その他福祉施設などに食品提供を行っています。
個人で支援を受けたい場合は、公的機関や支援団体を通じての食品受け取りになりますので、まずはご相談からお願いいたします。

2. フードバンクくるめ
「フードバンクくるめ」は、福岡県久留米市のフードバンクです。フードバンク活動のみならず、柿収穫体験や災害食プロジェクトなど、地域に根付いた活動も活発的に行っています。
地域の民生委員、一人親団体などを中心に食品提供をしており、個別世帯への配布は現状行っておりません。

3. フードバンクありあけ
「フードバンクありあけ」は、福岡県大牟田市のフードバンクです。
対象者に制限はありませんが、家庭、個人の方は各種支援団体や社会福祉協議会などを通じての食品提供となります。
食品の寄贈に関しては、フードバンクありあけの”amazon欲しいものリスト”よりご検討ください。

【佐賀】
1. フードバンクさが
「フードバンクさが」は、佐賀県佐賀市のフードバンクです。”食への感謝の気持ちを大切にし、食による人と人が繋がる”仕組み作りを行っています。
対象は団体・各種福祉施設などになります。

【大分】
1. フードバンクおおいた
「フードバンクおおいた」は、大分県大分市のフードバンクです。支えあいの街づくりを目指し、フードバンクによる食品ロス削減に貢献しています。
対象は福祉施設・災害被災者などで、個人への提供はありません。
個人で食品を受け取りたい場合は、行政機関等への相談を経た後に審査を通過する必要があります。

【長崎】
1. つなぐBANK
「つなぐBANK」は、長崎県長崎市のフードバンクです。対象に限りはなく、一人親家庭を中心に食品を配布し、生活用品や学用品などの支援も行っています。
仮受付はLINEでのご連絡になりますので、ホームページ記載のQRコードから必要情報をお送りください。

2. フードバンク協和
「フードバンク協和」は、長崎県佐世保市のフードバンクです。食品問題を60年に渡り研究しつづけ、貧困問題をより明確化した上で、フードバンク活動に力を入れています。
対象は福祉施設や母子センターなどになります。

【熊本】
1. フードバンク熊本
「フードバンク熊本」は、熊本県熊本市のフードバンクです。平成28年の熊本地震をきっかけに、全国各地の支援協力を受け活動が開始されました。
対象者に特に限りはありませんが、譲渡依頼書を受取日の2日前までにFAXで送る必要があります。

【宮崎】
1. フードバンクみやざき
「フードバンクみやざき」は、宮崎県宮崎市のフードバンクです。市内、県内の食に困っている子どもたちの意見を聞き入れ、直接食品を届ける”子ども宅食”をスタートさせました。
対象は支援団体などのみで、個人への提供はありません。

2. フードバンク日向
「フードバンク日向」は、宮崎県日向市のフードバンクです。活動の様子はフェイスブックに記載しておりますので、ぜひご覧ください。
対象者に限りはなく、食品譲渡に関する確約書の締結をもって受け取り合意となります。

【鹿児島】
1. フードバンクかごしま
「フードバンクかごしま」は、鹿児島県鹿児島市のフードバンクです。東日本大震災を受け、2011年に設立された鹿児島県初のフードバンク団体です。
対象は支援団体、福祉施設などになります。
また、外部アドバイザーによる支援や講演・セミナー支援など、ファンドレイジング事業に力を入れています。

食品のリサイクルは持続可能な未来への第一歩

この記事では主に「フードバンクとは何か」「フードバンクの利用方法」「全国各地のフードバンク」について解説しました。いかがだったでしょうか。

フードバンク事業はSDGsの貢献に携わる活動であるとともに、今まさに食品を必要としている方を救う活動であるともいえます。私たちは世界だけでなく、日本国内でも貧困や飢餓に苦しんでいる人がいるという現実を理解しなければなりません。
一人一人が食に関する意識を改め、不要な食品をフードバンクに寄付することで、持続可能な社会を作り上げることが可能になるのです。

この記事の執筆者
EARTH NOTE編集部
SDGs情報メディア
「SDGsの取り組みを共有し、循環させる」がコンセプトのWEBメディア。SDGsの基礎知識や最新情報、達成に取り組む企業・自治体・学校へのインタビューをお伝えし、私たちにできることを紹介します。
身近なアイデアを循環させて、地球の未来をつなげていきましょう。皆さんと一緒に取り組んでいけたら幸いです。
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