伝染病とは?感染症との違いや原因・歴史についても解説

伝染病とは?感染症との違いや原因・歴史についても解説

2023.09.04(最終更新日:2024.06.20)
この記事のタイトルとURLをコピー

伝染病と聞いて、「昔の病気のこと」と思った方もいるのではないでしょうか。実は、伝染病は私たちが生きる現代でも猛威を振るっている恐ろしい病なのです。
そこで、本記事では

  • 伝染病とは
  • 伝染病と感染症の違い
  • 有名な伝染病
  • 伝染病にかかる原因
  • 伝染病対策として社会や私たちができること

などについて解説します。

この記事を読めば、伝染病の歴史について知り、現代のトレンドでもあるSDGsとの関係も理解できるでしょう。伝染病について、まず「知る」という行動からはじめてみませんか。

伝染病とは

はじめに伝染病の定義について確認しておきましょう。

伝染病とは、細菌やウイルスが生物の体内に入って感染し、その感染が別の生物へと伝染して同じ病気を引き起こすことです。
伝染病は1度発生すると、次々に伝染していき、流行する性質があります。

伝染病と感染症の違い

現在流行している「感染症」とどう違うのか疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか。伝染病と感染症は下記のような違いがあります。

  • 伝染病:細菌やウイルスが生物の体内に侵入して感染した後、別の生物にも感染すること
  • 感染症:細菌やウイルスが生物の体内に侵入し、増殖すること

つまり、両者の違いは「他の生物に伝染するかしないか」です。伝染病はすべて感染症に含まれます。その感染症の中でも他の生物に伝染する性質があるものを、「伝染病」というのです。
伝染病の定義、感染症との違いについては下記サイト参照
家畜改良センター-Ⅰ.伝染病とは-
熱の症状に悩み、ベッドで咳き込む女性

有名な伝染病の歴史と一覧

伝染病や感染症は、非常に長い歴史があり、なんと古代にまでさかのぼります。有名な伝染病・感染症の歴史と一覧を下記のとおりまとめました。

時代 感染症・伝染病
紀元前 天然痘、マラリア
6世紀 天然痘が日本でも流行
14世紀 ペスト(黒死病)
15世紀 アメリカ大陸で天然痘の流行
16世紀 梅毒
17~18世紀 天然痘、発疹チフス、ジェンナーの種痘
19世紀 コレラ、結核
1918年 スペインかぜ
1957年 アジアかぜ
1968年 香港かぜ
1981年 エイズ(後天性免疫不全症候群、HIV)
1996年 プリオン病
1980年 WHOによる天然痘根絶宣言
1997年 高病原性鳥インフルエンザ
2002年 SARS(重症急性呼吸器症候群)
2009年 新型インフルエンザ(A/H1N1)
2020年 新型コロナウイルス

※表は下記サイトをもとに作成
厚生労働白書-第2章現代生活に伴う健康問題の解決に向けて-大幸製薬-人類を脅かす感染症のパンデミック(世界的大流行)-文部科学省-第6章 感染症-
表からわかるように、天然痘は紀元前に発見されており、エジプトのミイラから天然痘に感染した痕が確認されています。14世紀に流行したペストは、中世ヨーロッパの人口のおよそ3分の1の命を奪ったといわれています。

1980年にはWHO(世界保健機関、国際連合の専門機関の一つ)による天然痘根絶宣言が出されました。よって、長年人類を苦しめてきた天然痘は根絶したのです。しかし、現在でも感染症や伝染病は私たちの命を脅かしているのです。インフルエンザやコロナウイルスなど、近年でも人類と伝染病の闘いは続いています。

伝染病とSDGsの関係

長い歴史のある伝染病ですが、現在話題となっているSDGsとも関係があります。伝染病の解決は、SDGsの目標達成につながるのです。伝染病を食い止めることで、人々が健康的な暮らしができるためです。

そもそもSDGsとは持続可能な開発目標( Sustainable Development Goals )の略です。SDGsには17の目標と169のターゲット(目標を達成するための方法)が設定されています。その目標の中で、「3.すべての人に健康と福祉を」が伝染病にかかわる目標です。以下が目標3の内容です。「3-1」のように3の後に数字がきているものが目標をあらわします。また、「3-a」のようにアルファベットがきているものがターゲット(方法)です。

目標・ターゲット 内容
3-1 2030年までに、赤ちゃんがおなかの中にいるときや、お産のときに、命を失ってしまうお母さんを、2030年までに、産まれる赤ちゃん10万人あたり70人未満まで減らす。
3-2 すべての国で、生まれて28日以内に命を失う赤ちゃんの数を1000人あたり12人以下まで、5さいまでに命を失う子どもの数を1000人あたり25人以下まで減らし、2030年までに、赤ちゃんやおさない子どもが、予防できる原因で命を失うことがないようにする。
3-3 2030年までに、エイズ、結核、マラリアや、これまで見放されてきた熱帯病などの伝染病をなくす。また、肝炎や、汚れた水が原因で起こる病気などへの対策をすすめる。
3-4 2030年までに、予防や治療をすすめ、感染症以外の病気で人々が早く命を失う割合を3分の1減らす。心の健康への対策や福祉もすすめる。
3-5 麻薬を含む薬物やアルコールなどの乱用を防ぎ、治療をすすめる。
3-6 2020年までに、交通事故による死亡やけがを半分にまで減らす。
3-7 2030年までに、すべての人が、性や子どもを産むことに関して、保健サービスや教育を受け、情報を得られるようにする。国はこれらを国の計画のなかに入れてすすめる。
3-8 すべての人が、お金の心配をすることなく基礎的な保健サービスを受け、値段が安く、かつ質の高い薬を手に入れ、予防接種を受けられるようにする(ユニーバーサル・ヘルス・カバレッジ)。
3-9 2030年までに、有害な化学物質や、大気・水・土壌の汚染が原因で起こる死亡や病気を大きく減らす。
3-a すべての国で、たばこを規制する条約で決められたことが実施されるよう、必要に応じて取り組みを強める。
3-b 主に開発途上国で大きな影響をおよぼす病気に対するワクチンや薬の開発を助ける。また、国際的な約束や宣言にしたがって、安い値段で薬やワクチンを開発途上国にも届けられるようにする。
3-c 開発途上国、特に、最も開発が遅れている国や島国で、保健に関わる予算と、保健サービスに関わる職員の数や能力、その人たちへの研修を大きく増やす。
3-d すべての国、特に開発途上国において、その国や世界で健康をおびやかす危険な状態が発生したときに、それにすばやく気づいて知らせ、危険な状態を減らしたり、対応したりする力を強める。

(出典:日本ユニセフ協会-3.すべての人に健康と福祉を-
上記表の3-3には「エイズ、結核、マラリアや、これまで見放されてきた熱帯病などの伝染病をなくす」とあります。エイズ、結核、マラリア、黄熱病はすべて現代でも人々を苦しめている伝染病です。よって、これらの伝染病を防ぎ、健康な生活を目指すことは、SDGs目標3の達成につながるのです。

伝染病にかかる原因

では、伝染病はどのようにして私たちに感染するのでしょうか。伝染病にかかる原因をみていきましょう。

空気感染

空気感染とは、例えば、人がくしゃみや咳をするとします。その際にウイルスや細菌が飛沫し、それらが感染力を保ったまま空気の流れに乗って拡散し、別の人に感染することです。結核菌などは空気感染によって広がり、人々の体内に侵入するのです。

飛沫感染

飛沫感染と聞いて、上記の「空気感染」と同じことだと感じた方も多いのではないでしょうか。飛沫感染と空気感染は厳密には異なります。

  • 飛沫感染:咳やくしゃみをして、口からでる細かい水滴(飛沫)を吸い込むことで感染。
  • 空気感染:咳やくしゃみで拡散した飛沫核を吸い込むことで感染。飛沫核感染ともいう。

つまり、飛沫を吸い込むか飛沫核を吸い込むかの違いです。咳やくしゃみをした際、口から細かい水滴が飛び散りますが、その水滴のことを飛沫といいます。飛沫にはウイルスや細菌が含まれていることがあり、それを他の人が吸い込むことで感染するのです。
一方、飛沫核とは、上記のような飛沫の水分が蒸発したものです。飛沫は、水分を含んでいるため、重さがあり、それほど遠くまで拡散できません。しかし、飛沫核は水分が蒸発しているため、軽く、広範囲に拡散する恐れがあります。

接触感染

接触感染には下記の2種類があります。

  • 直接接触感染:感染源に直接触れることで感染する
  • 間接接触感染:汚染されたものを介して間接的に感染する

直接接触感染の例は、握手や抱っこ、キスなどの直接的に感染源である人に触れることを指します。一方、間接接触感染は、ドアノブや手すり、遊具などに間接的に触れることで、そこに細菌やウイルスが潜んでいるために感染するのです。

経口感染

経口感染とは、病原体を含む水や食べ物を口に含み、感染することです。食中毒という言葉をよく聞きますが、食中毒はまさに経口感染によって引き起こされる感染症です。

また、経口感染の一種で、糞口感染というものもあります。糞口感染とは、病原体を含む糞便が手指に付着し、口に入ってしまうことで感染することです。

ここまで説明した伝染病にかかる原因の病原体は下記のような細菌やウイルスがあります。

細菌 ウイルス
空気感染 結核菌 麻しんウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス
飛沫感染 A群溶血性レンサ球菌、百日咳菌、インフルエンザ菌、マイコプラズマ インフルエンザウイルス、アデノウイルス、風しんウイルス、ムンプスウイルス
接触感染 黄色ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌 RSウイルス、エンテロウイルス、アデノウイルス、ロタウイルス、ノロウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス
経口感染 黄色ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌、カンピロバクター、赤痢菌 ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルス、エンテロウイルス

細菌は1つの細胞しかない単細胞生物で、ウイルスは細菌の50分の1程度の大きさで細胞を持ちません。よって、ウイルスは他の細胞に入り込んで生存しています。これらの細菌やウイルスから身を守ることが、伝染病から身を守ることにつながるのです。
「伝染病にかかる原因」については下記サイトを参考
(参考:茨城県-2.感染症の基礎知識-昭和大学-飛沫(ひまつ)感染と空気感染の違いって何だろう?-AMR臨床リファレンスセンター-細菌とウイルス-
顕微鏡でプレパラートを覗く白衣の医師

伝染病対策として社会ができること

では、ここまでみてきた伝染病を防ぐために、社会にできることとはいったい何なのか考えていきましょう。

医療環境の整備

多くの伝染病は適切な医療を受けられれば治る病気です。よって医療環境の整備は伝染病対策に直結するといえます。
特に発展途上国では伝染病が流行しやすいです。理由は下記のようなことがあげられます。

  • 経済的に困窮している
  • 医療体制が整っていない
  • 知識的に不足している

発展途上国のように経済的に貧しいと、適切な医療を受けられないだけでなく、治療薬を購入する資金がないことも考えられます。

また、医療体制が整っていないことは予防接種が受けられないことにつながり、伝染病が蔓延しやすい環境をつくってしまうのです。医師数も不足しており、人口1000人あたりの医師数をみてみると、1人も満たせていないというデータがあります。日本では2.5人なので、発展途上国での医師不足が顕著にあらわれています。

さらに、発展途上国では、医療体制が整っていないことで、医療に関する知識や情報を得る機会が限られています。よって、国民が伝染病の予防方法などを認知しておらず、伝染病流行につながりやすいのです。

このように、医療整備の遅れは伝染病流行につながるため、社会は医療環境を整備することを早急にすすめる必要があるでしょう。
(出典:総務省統計局-世界の統計2023-

水質改善

水質を改善することも伝染病対策につながります。生活排水などで汚染された水が処理されずに供給されてしまうと、その水の中に伝染病につながる病原体を含むことがあるのです。つまり、そのような汚染された水を摂取してしまうと、体内に病原体が侵入し、伝染病につながる恐れがあります。

また、トイレなどの衛生施設が整っていないと、野外で排泄することにつながります。野外で排出された便や尿で水質が汚染され、そこに潜む病原体が体内に侵入し、伝染病の原因となりうるのです。

世界では、約10人に3人が自宅で安全に管理された水を得ることができていない状況です。さらに10人に6人は安全に管理されたトイレを使えていない現状があります。

よって、社会には、病原体の蔓延を防ぐために、インフラを整える、整備された衛生環境を作るなどの水質改善の取り組みが求められているのです。
(出典:日本ユニセフ協会-ユニセフ・WHOによる最新データ 21億人が安全な飲み水を入手できず 安全なトイレは45億人が使用できず SDGsの指標に基づく初の報告書発表-JICA-感染症の恐怖-
蛇口から出る綺麗な水で手を洗う子ども

地球温暖化防止

地球温暖化と伝染病。この2つの単語を聞いて、関係があるように思えない方も多いのではないでしょうか。実は、地球温暖化と伝染病は深く関係しており、地球温暖化を防止することは伝染病を予防することにつながるのです。

地球温暖化と聞くと「地球の温度が上昇すること」というイメージが強いのではないでしょうか。たしかに地球温暖化により、地球の温度は上昇し続けています。ただ、地球温暖化がもたらす影響は「温度の上昇」だけにとどまりません。なんと気候も変えてしまうのです。

地球温暖化により地球の温度が上昇すると、それに伴って雨の量が増加することがわかっています。その気温や雨量の増加が伝染病にかかるリスクを上昇させるのです。

例えば気温が上昇し、雨量が増加すると、蚊などの媒介動物(病原体をある宿主から他の宿主へ運ぶことで感染症を媒介する生物)が増えます。媒介動物が増加すると、いつ伝染病にかかってもおかしくない状況になるため、地球温暖化は伝染病につながるのです。

また、気温の上昇は水温の上昇にもつながります。水温が上昇すると大腸菌などの水を汚染する要因が増加します。よって途上国などでは、より一層安全な飲み水を摂取できなくなり、伝染病にかかるリスクが上昇するのです。地球温暖化の影響を受ける感染症の例として下記のものがあげられます。

感染経路 感染症の種類
蚊、ダニ、げっ歯類(ねずみ等)、ノミ、巻き貝 日本脳炎、マラリア、デング熱、ウエストナイル熱、リフトバレー熱、ダニ媒介性脳炎、ハンタウイルス肺症候群
水質の汚染 下痢症(コレラ等)

このように、地球温暖化と伝染病は密接にかかわるのです。よって、地球温暖化を防止し、伝染病を未然に防ぐことが社会に求められていることといえるでしょう。
(出典:環境省-地球温暖化と感染症に係る影響に関する懇談会「地球温暖化と感染症~いま何がわかっているのか?~」-

伝染病対策として私たち個人ができること

では、私たち個人が伝染病を対策することはできるのでしょうか。ここでは、個人でできる伝染病予防について確認していきましょう。

感染源を遮断する

感染源を遮断することは伝染病予防につながります。感染源とは、感染症の原因となる細菌やウイルスを含んでいるもの。例えば、排泄物や痰などです。

これらの感染源に直接触れず、消毒を徹底することにより、感染源が遮断され、伝染病予防につながるのです。感染のリスクがある人をケアするような状況の場合、手袋を着用し、手指消毒をして、手洗いを徹底する必要があります。

手洗いの際は下記ポイントに注意して行いましょう。

【手洗い前】

  • 時計や指輪は外しておく
  • 爪は短く切っておく
  • 手洗いが雑になりやすい部分(手首など)をあらかじめ確認しておく

【手洗い後】

  • 使い捨てのペーパータオルを使用する
  • 水道栓は手を拭いたペーパータオルで止める
  • 手を完全に乾燥させる

手袋着用や手洗いを徹底するだけで感染源を断つことにつながります。簡単にできることからはじめていきましょう。
(出典:大阪市-感染症予防対策マニュアル-

感染経路をなくす

感染経路をなくすことで、病原体が持ち込まれることを防げるため、伝染病予防につながります。感染経路の遮断には、下記3点が大切です。

  • 感染源を持ち込まない
  • 感染源を拡散しない
  • 感染源を持ち出さない

感染経路には「伝染病にかかる原因」のところでも解説したように、空気感染、飛沫感染、接触感染、経口感染などがあります。それぞれの感染経路を遮断する方法を下記のとおりまとめました。

感染経路例 予防例 感染症例
空気感染 咳やくしゃみ N95マスク※の使用、十分な換気、手洗い・うがいの徹底、手指消毒 結核菌
飛沫感染 咳やくしゃみ N95マスクの使用、十分な換気、手洗い・うがいの徹底、手指消毒 インフルエンザ
接触感染 感染した人が調理したものに触れる 使い捨て手袋の使用 ノロウイルス
経口感染 汚染された食肉や飲料水を摂取する 食材を十分に加熱する、手洗い・消毒の徹底 O-157

※N95マスク:5μm以下の飛沫核に付着した病原体を捕集することができ、着用者の肺への病原体の進入を防ぐ
(出典:柏私立柏病院-感染から身を守る-サラヤ株式会社-空気感染対策-

上記のような感染経路を断つことは、感染源(病原体)を持ち込まない、拡散しない、持ち出さないことにつながります。意識して取り組み、自分の身を守って、伝染病を予防しましょう。

抵抗力を高める

自身の体内で抵抗力を高めることで、伝染病にかかるリスクが減るため、予防につながります。抵抗力を高めるには下記のことが有効です。

  • ワクチン接種
  • 運動して体力をつける
  • しっかり休む
  • バランスのとれた食事を摂る

上記は普段の日常生活を見直すことですぐに実践できることが多いです。あらためて自身の生活を見直し、規則正しい生活を心がけ、抵抗力を高めていきましょう。

まとめ

今回は伝染病について解説しました。重要な内容は下記のとおりです。

  • 伝染病とは細菌やウイルスが生物の体内に侵入し、他の生物に伝染すること
  • 伝染病はすべて感染症に含まれる
  • 伝染病には紀元前からの歴史があり、人類を脅かしてきた
  • 伝染病の原因は空気感染、飛沫感染、接触感染、経口感染があげられる
  • 伝染病対策として、社会は医療・水質環境の整備や地球温暖化の進行を防ぐことが大切
  • 私たち個人は伝染病の感染を予防することからはじめる

伝染病は感染症の一種で、他の生物に伝染することが特徴です。古くから歴史があり、例えばペストは、ヨーロッパの人口の3分の1ほどの命を奪いました。

そのような危険な伝染病を防ぐために、社会は、医療環境を整え、インフラ整備などで水質を整える必要があります。現代の社会問題である地球温暖化も、気候変動をもたらし、伝染病拡散につながるのです。よって、社会は早急に地球温暖化解決にむけて、最善をつくす必要があるといえるでしょう。

一方で私たち個人は、手洗いやうがい、消毒等を徹底することが大切です。これらの行動で、伝染病の原因である空気感染、飛沫感染、接触感染、経口感染を避けられます。伝染病は周囲の人にも影響を与える病気です。そのため、まず自分が感染防止のためにできることを考えましょう。自身の感染を防ぐことが、感染源の拡散が防止され、他人の命も救うことにつながるのです。

この記事の執筆者
EARTH NOTE編集部
SDGs情報メディア
「SDGsの取り組みを共有し、循環させる」がコンセプトのWEBメディア。SDGsの基礎知識や最新情報、達成に取り組む企業・自治体・学校へのインタビューをお伝えし、私たちにできることを紹介します。
身近なアイデアを循環させて、地球の未来をつなげていきましょう。皆さんと一緒に取り組んでいけたら幸いです。
この記事のタイトルとURLをコピー
関連するSDGs
pagetop