筆ペンおすすめ10選!初心者でも美文字が書ける選び方と使い方【文具バイヤー監修】

筆ペンは難しそうに見えますが、ペン感覚で使える初心者向けモデルもあります。
選び方のポイントを押さえれば誰でもきれいな文字が書けます。
この記事では、初心者が失敗しない筆ペンの選び方と、用途別のおすすめ筆ペンをご紹介します。
初心者が筆ペン選びで失敗しないためのポイント
筆ペンは、通常のペンとは書き心地や特性が異なるため、選び方にもいくつかポイントがあります。
特に初心者の場合、選び方を間違えると「思ったより難しい」「にじんで失敗した」と感じやすくなります。 ここでは、筆ペン初心者が失敗しにくくなる、4つの基本ポイントをご紹介します。
まずは硬筆タイプやサインペンタイプを選ぶ
筆ペン初心者には、穂先が硬めの硬筆タイプやサインペンタイプがおすすめです。筆圧の調整が不要で、ボールペン感覚で文字の強弱をつけられます。
選ぶ際には、穂先の長さにも注目しましょう。穂先が短い商品の方が書きやすく、長くなるとラケットでボールを当てるような感覚で先端のコントロールが難しくなります。
一方で、本格的なトメ・ハネ・ハライを表現したい方には、本物の筆に近い毛筆タイプがおすすめです。
| タイプ | 穂先の特徴 | 書き心地 | 向いている人・用途 |
|---|---|---|---|
| 硬筆 | 硬めでコシがある | ペンに近く安定 | 初心者、日常使い、宛名書き |
| 軟筆 | 適度なしなり | 強弱がつけやすい | 筆文字に慣れてきた人 |
| 毛筆 | 本物の筆に近い | 表現力が高い | 本格的な筆文字、作品作り |
にじみにくいインクを選ぶ
宛名書きや日常使いでは、にじみにくく発色の安定したインクがおすすめです。 紙質を選ばず書ける筆ペンを選ぶと、失敗が少なくなります。
顔料インクと染料インクの筆ペンは、場合によって使い分けるとよいでしょう。
- 染料:にじみやすいが発色が良く、作品作りや表現向き
- 顔料:にじみにくく宛名・慶弔向き
製品によってもインクが工夫されている筆ペンもあるので、チェックすると安心です。
書く量に合わせて速乾性もチェックする
筆ペンはインクを多く含むペンでもあるため、速乾性は大切なポイントです。
インクが乾く前に手や紙が触れると文字がにじんだり汚れたりするため、年賀状や手紙など続けて書く場面では気をつけましょう。横書きや左利きの方は特に意識したいポイントです。
手にフィットするサイズ感を重視する
筆ペンは持ちやすさが文字の安定感に直結します。小ぶりで軽量なモデルは、手が疲れにくく初心者にも向いています。
筆ペンは力の入れ具合で濃淡や線の太さが異なる仕上がりのため、持ちやすさは大切なポイントです。
使い慣れているサインペンに似ているものから、本格的な筆ペンに近いものまで、筆ペンは様々な種類があります。自分に合った持ちやすい筆ペンを選びましょう。
初心者・日常使いにおすすめの筆ペン
はじめての筆ペンは、ハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。 速乾インキや硬めのペン先など、初心者でも扱いやすい工夫がされた筆ペンを選べば、はじめの一本として安心して使えます。
ぺんてる 筆文字サインペン

まるでサインペンのような筆ペンです。弾力があり短いペン先で、初心者でも簡単に筆文字を書くことができます。 耐水性の顔料インキでにじみにくく、書いている途中にうっかり水をこぼしてしまっても安心です。
筆文字を始めてみたいという方におすすめです。
ぺんてる 筆文字ペン ツイン

コシの強いナイロン製のペン先を採用した、ツインタイプの筆ペンです。
ナイロン素材のため、柔らかい筆先の筆ペンが書きにくいと感じる方にも、扱いやすい一本です。スリットがあり、自然な「しなり」を表現できます。
太字と極細の2種類のペン先を備えており、これ一本で強弱のある筆記表現が叶います。
ぺんてる ぺんてる筆 ふではじめ

「ふではじめ」は、筆ペンをはじめるのにぴったりの一本です。
小回りが利いて書きやすいボディに、速乾インキを搭載しています。
また、コントロールしやすい硬めで短い穂先を採用しています。
筆ペンにマッチする和柄デザインで、キャップは筆置きとしても使え、デザイン性と実用性を兼ね備えています。 この筆ペンで、ご祝儀袋の表書きにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
宛名や手紙を書きたい人におすすめの筆ペン
宛名や手紙には、文字の美しさはもちろんのこと、書きやすさが大切です。
速乾やさらさらとした書き心地の筆ペンや、本格派の筆ペンをご紹介します。
寺西化学 マジック 筆ペン

速乾性の水性染料インキを採用しており、さらさらとした書き心地です。
インクジェット紙にも対応しているため、日常の葉書作成に活躍します。 スマートな細身のボディで、持ち運びがしやすいです。
呉竹 くれ竹美文字完美王

押さなくてもインクが自動で供給されるため、ストレスなく書ける筆ペンです。インクの出を気にする必要がなく、筆遣いに集中できます。
カートリッジ式で、流量を調節する手間もなく、なめらかな書き心地です。毛筆穂先を採用した、本格派の筆ペンです。
ぺんてる 速乾ぺんてる筆

速乾インキで汚れを防ぐ本格派の筆ペンです。
速乾インキなので、書いた後すぐに触れたり重ねたりしても、汚れる心配がありません。
書いた文字がにじみにくく、裏移りもしにくいです。耐水性・耐光性に優れた顔料インキです。
本物の筆のような書き心地を実現する「ナイロンテーパー加工」で、書き心地にこだわっています。
あかしや あかしや新毛筆

奈良の老舗メーカー「あかしや」の本格派の毛筆タッチの筆ペンです。 トメ・ハネ・ハライを綺麗に表現ができ、弾力に富んだ特殊せんいを使用しています。
この人造毛が独自の書き心地を実現しています。天然竹のようなデザインもポイントです。水性染料インクを採用しています。
冠婚葬祭におすすめの筆ペン
慶弔・のし袋用など用途に特化した筆ペンをご紹介します。
黒とうす墨がセットになっていて用途に応じて使い分けができる便利なツインタイプの筆ペンや、試し書きやお助けプレートがセットになっているものなど、使いやすく便利な冠婚葬祭で使える筆ペンをご紹介します。
ぺんてる 慶弔サインペン

お祝いにもおくやみにも、これ1本で使える筆ペンです。
筆に不慣れな方でも書きやすいサインペンタイプのペン先を採用し、黒とうす墨の両方に対応した便利な一本です。
和紙の金封に書いてもにじみにくい、耐水性に優れた顔料インキを使用しています。
トンボ鉛筆 筆之助 慶弔ツインS

黒とうす墨を使い分けられるツインタイプです。耐水・耐光性に優れた水性顔料インクを採用し、安心して筆記できます。
エラストマー芯が過剰な筆圧を吸収し、筆ペンで起こりがちな文字のつぶれを防ぎます。
さらに、お助けプレート付きで、まっすぐ美しく書けるようサポートします。
呉竹 くれ竹のし袋用筆ぺん

慶事に最適な筆ペンです。 のし袋書きに適したサイズの芯先に、やわらかな書き味の軟筆タイプの穂先を採用。鮮やかな発色となめらかな書き心地が特長の水性染料インクを使用しています。
試し書きや練習に便利な「なぞり書き短冊」には、「御祝」「寿」「御礼」「内祝」を印刷。筆ペンが苦手な方でも書きやすく、練習用短冊がセットで付いているのも嬉しいポイントです。
プロが教える!文具バイヤーの筆ペン選びのポイント
筆ペンを使うタイミングといえば、祝儀袋や慶弔関連の表書き、年賀状やはがきの宛名書き、イラストや筆文字などのアート表現、写経といった趣味での使用などが挙げられます。
一方で、「使う場面が限られていて、なかなか出番がない」「難しそうで苦手意識がある」という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、使用シーンや目的に合わせた筆ペンをご紹介しました。 あまり使う機会がない方は、まずはサインペン感覚で使えるツインタイプから試してみるのもおすすめです。また、写経などで頻繁に使う予定がある方は、詰め替えができるタイプを選ぶと長く安心して使えます。
ボールペンやシャープペンと同様に、筆ペンもメーカーやモデルによって書き心地はさまざまです。
これから継続的に使う予定がある方は、メーカーを変えて試しながら自分に合った"お気に入りの1本"を見つけてみてはいかがでしょうか。
自分に合った筆ペンを選んで筆文字を楽しもう
筆ペンは、選び方次第で初心者でもきれいな文字を書きやすくなります。 まずはペン感覚で使える一本から始め、少しずつ筆文字に慣れていきましょう。
手紙や葉書、いざというときの冠婚葬祭など、用途に合わせて使う場面を広げていくのもおすすめです。
自分に合った一本を見つけて、筆文字のある暮らしを楽しんでみてください。
監修:株式会社青雲クラウン 文具担当

YORIDORI
メディア編集部
この記事の執筆者
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